Vol.63│嫉妬した時は、〇〇の練習をする合図?!
一包2個入りのビスコをパクパク食べて、最後に包装のごみをまとめて捨てようとしたら、片方一つのビスコを食べ忘れていた包装が二つあって、ちょっと得した気分になったことがある*Rina*です。
前回、父のことを綴ってから数カ月余り経過しました。
相続や整理について自分の予想以上に手間取っておりヨガレッスンの再開は準備段階で保留中です。過去の自分のように仕事も用事も育児関連もあれこれ詰め込んでパンクしないよう日常タスクをセーブする生活。地味な生活です。
しかし一生の中でこれ程、自分を育ててくれた親の人生についてじっくり付き合い整理していく期間はそうそうないので、今も傍に親が付いてくれてるような感覚になりかけがえのない日々。そのような実生活も大切にしたい身のため、noteなどの更新も滞っておりますが、私は元気です。
季節柄、温かくなったり寒くなったりと体調を崩しやすい時期ですが、あなたは元気にされてますでしょうか?もうすぐ4月になると、自分だけでなく周りの人々にも様々な環境の「変化」が多くなる時期ですね。同僚が昇進したり。後輩が栄転したり。同期が昇給したり。
さて、そんな中、今回のnoteのテーマは、「嫉妬」です。
「同期のあの子は春から東京本社へ栄転だって。いいなあ!」
「同じ年の女性のAさんが課長へ昇進するらしい。自分の方が能力があるのに!」
「同僚のAさんはエリート商社マンと結婚して寿退社か。私の方が可愛いのに!ぷん」
(わかりやすくちょっと大げさな例え話を持ってきました)
このnoteをご覧下さっている方の中でも、人との付き合いをする中で、他人を見て「ああ、羨ましいな。」と思ったり「ふん、なによ!」という感情を1度でも持った経験がある人は少なくないのではないでしょうか?その上で心優しくて大人のあなたは「でも嫉妬はよくないよね」と肌感覚で感じてちょっぴり罪悪感を覚えたりしているのかも知れませんね。
じゃあ、「嫉妬」に気付いた時、どう対応すればいいのか?
これについては「万人にとっての正解はない」と私は思います。
ただ、だからこそ、「万人それぞれの正解がある」とも考えれらる。
はて?一体どういう事なのか。
では、ここからの説明はさっきの例え話を引用していってみよよう!
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職場でいつも一緒にお昼を共にしていた同僚Aちゃんが寿退社することになったらしい。お相手はエリート商社マンらしい。この時、自分も実は会社を辞めたいと思っている彼氏のいない独身の身だったとする。
もしかすると「く~!羨ましい!私も結婚したい!寿退職したい!私の方が可愛いのになんで?」と「思う」かもしれないし、「思わない」かもしれない。思わないのなら平和だし、それでいいかもしれない。
問題は、もしそう「思った」としたら。その嫉妬心のようなものに気付いて苦しくなった時。そして素直にAちゃんを祝えない自分に自己嫌悪を感じた時。
・・・さて、あなたならこの感情をどう調理しますか?
これから紹介するのは、これが正しいよ!と決めつけたいのではなく、私はこう考えると楽しく切り替えられたよ、というのを紹介しているだけなので、強制するつもりではありません。
まず、あなたは、Aちゃんに嫉妬している自分に気付けている。それに気づけるあなたは自分を省みることができる人、という事がわかりますね。それだけで、優しい心を持っているという事がまずわかります。
次に、自分が感じた「嫉妬心」によって「同僚Aちゃんが結婚して寿退社」という事実に「反応」している事実に気付ける。
「じゃあ、なぜ自分は反応したのか?結婚したいのか?寿退社したいのか?」という質問を、自分自身に投げかけることができる。
「好きな人がいるから?」・・・『特にいない』とする。
「じゃあ、会社を辞めたいから?」・・・『YES』とする。
「じゃあ、なぜ会社を辞めたいのか?」・・・『ずっとここで死ぬまで働くことが嫌だ。もっと自分が活躍できる場所が他にあると思うから。』
「じゃあ、なぜ今すぐ辞めないのか?」・・・『転職により今の給与から減る事もあるかもしれないから、それでも本当に辞めるべきなのかわからない。転職先がもっと劣悪な環境だったらどうしようと思う。』
「じゃあ、どうしたらいいのか?」・・・『給与が減ってでも勤めたい!と思える、自分にとって魅力的な会社が出てきたら、潔く辞めて転職できる』と考えられるかも知れない。
ここまでくると、『やりたいことが見つかったタイミングで会社を辞め転職する。』『辞めて学校に入り勉強し直す。』『勤めながらスキルアップを目指す』というカードを自分で切れることに気付ける。もしかしたらこの問いかけをすることによって、諦めてたことに気付けるかもしれない。やりたかったことを思い出したりするかもしれない。
こうして紐解いていくと、実は「嫉妬」とは、ただ単に「相手に対する、自分の醜い感情」というわけではなく、自分の心の奥底にうごめく、「まだ自分でも上手く言語化できていない願望」にたどり着くための大切な「ヒント」だった。
ということがわかってくる。
「まだ自分でも上手く言語化できていない願望」なのだから、「嫉妬」=「ヒント」を懐中電灯代わりにし、光を当て、照らして、可視化して、「自分でコントロールできる行動」へと落とし込む手がかりにすることができる。
「素敵な人と結婚する」は相手ありきの事だから自分一人でコントロールはできないけれど、『やりたいことを見つけて会社を辞める。』或いは『転職する』『勤めながらスキルアップを目指す』『いつ結婚してもおかしくないくらい自信を持った自分になれるように努力する』などは、自分の行動だけで、解決できてしまいますよね。「自分がコントローできる行動」にまで変換してみると、人を傷付けることもないし、自分が傷つく必要がないことまでわかってくる。
このように、「嫉妬心」を発端に「願望」への道筋へと発展させて「私はどんなカードが切れるのか?」を考察することができるようになる。と思っています。
だから「嫉妬心」を抱いたからって「自分ってなんて卑しいやつなんだ」と思わない方がいい。むしろ、その「嫉妬心」を無視しない方がいい。嫉妬心を抱いている対象の相手が上だとか、自分が下だとか測る必要もないし、それらはあなたが自分の生きたい生を全うする上で重要なことではない。それよりあなたの生き方にとってもっと大切なことが「嫉妬心」には潜んでいることに気付きたい。
単純に「なぜ?」「どうして?」と自分に深く、深く、時にはひつこく、親身に聞いてあげれば、本当は、対象として見ているその相手と「全く同一」な「背景」、「環境」、「結果」を「心から一番に望んでいるわけではなかったんだ!」ということがわかってくる。
自分の幸せは、また別の所にあったと気付ける。もしかしたら気付いてないだけでもう叶ってしまってるかもしれない。もし未だでも、それを叶えてあげられる「行動」のカードは、自分で切る事ができる、ということが見えてくる。それだけで、堂々と生きていけそうではないでしょうか?
「嫉妬心」の影の中でうごめいている、まだ言葉に片鱗にもなっていない「願望」の原石を見つけてあげられるのはあなた自身にしかできないし、その「願望」を叶えてあげる「方法」も、あなた自身にしかわからない。あなたがどう生きたいか、によるのでね。
そして一番大切なことは、例え、その「方法」を世界中の人々が嘲ろうと笑おうと否定しようと、あなたが望むのなら、それが「正解」だ。だから、嫉妬心に対する「解決法」は、はじめに言った通り「万人それぞれの正解がある」と私は思っています。
「嫉妬」をもとに、自分が求めているもの、所謂「願望」に近づく「ヒント」を発見する。
その「ヒント」という懐中電灯の光で、自分自身を照らして、自分にとって大切にしたいものや在りたい像や叶えたいことなど、言葉として姿を現していない「願望」の「片鱗」を心の目で確認できるようになる。
その「片鱗」の在りかがわかったからこそ、目に見えるし、実際に手に取る事ができるし、材質や重さもわかる。
だから、作りたい形へと「組み立てる」ことができる。
この「組み立て方」がまさに自分が取るべき「次の一手」や「今後の行動」に充てられる「取扱説明書」のようなものだ。
その「組み立て方」は人によっても違うし、何通りものルートがあっていい。遠回りしたっていい。(遠回りは面白味も増すよね、と個人的には思います。)
今回のお話しをギュギュッとまとめると!
「嫉妬した時は、『自分の事をよく見る練習』の時間。って思うといいかも知れない」
嫉妬してる時ほど、自分を見るのを忘れちゃっている。そんな時は、自己と対話する時間を増やしてあげたらいいなと私は思います。
すると、意識して「羨ましい」を見つけたくなる人も出てくるのでは?!知らなかった自分に出会えるから。なんてね。
何より、心から、ハッピーな気持ちで、相手を祝福したく感じるはず!
そうなると、あなたもあなたの周りも祝福で溢れて、それが伝染して、世界が少しでも幸せに彩られるかな…そうなったらいいな。なんて思いながら伝えてみました。
今日もあなたがあなたと両想いでありますように✿
陰ながら応援しています。
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*Rina*
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