見出し画像

五感で楽しむ夜ふかしアート展

こんにちは。
30歳目前になってようやくアートの意味を自分なりに理解し始めた夜ふかしアート展館長です。
自分の今までの経験値が抽象的なアートを具体的に見えさせると思っていますが、こんな理解でよろしいでしょうか。
(青空に関する豆知識や多義的な意味を学んだから、作品の中の「青空」が面白く見えてくるみたいな)

夜ふかしアート展の二つの性格

さて、前置きはこの辺で今日は夜ふかしアート展の性格についてお話しできればと思います。
夜ふかしアート展は主に二つの性格を兼ね備えた施設です。
それは「個展会場」と「宿泊施設」です。


どちらを先に持ってくるかは悩みどころではありますが、まずは個展会場としての機能について考えました。

夜ふかしアート展と他のギャラリーの違い

夜ふかしアート展のある原宿エリアにはたくさんのギャラリー、そして個展会場があります。それらと比較して夜ふかしアート展の提供できる価値は何だろうか、差別化できるところは何だろうかと考えました。

その結果、行きついたのが「五感を用いたアート体験」です。


ここでの五感というのは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の事です。
一般的なギャラリーもしくは美術館等を想像してほしいのですが、とても静かで何も匂いがない場所、飲食厳禁で、作品には触れられず、作品を観ることに特化した場所を思い浮かぶのではないでしょうか。
それは多くの人が同時に鑑賞していることを対象に考えられた設計であり、余計な先入観を与えない、他の鑑賞に迷惑をかけない為にせざる得ない仕組みだと思われます。飛びぬけはしないものの大多数の人の満足を感じてもらう仕組みとも言えますね。
つまりはギャラリー側は多くの人に一定の満足でアートを鑑賞して欲しいから、視覚以外の五感を除かざるを得ない仕組みになっているという捉え方ができるかもしれません。
どうやら一般的なギャラリーでのアート鑑賞は「視覚だけで楽しむ」という暗黙のルールがあるようです(あくまで館長個人の感想です)。

ではギャラリーではなく、自宅等のプライベートな場所でのアート鑑賞はいかがでしょうか。
すると急に先ほどの制限がなくなることに気が付きます。
好きなアロマを焚き(嗅覚)、お気に入り音楽を聴きながら(聴覚)、おいしいスイーツを食しながら(味覚)、アートを鑑賞する(視覚)。時にはアートを置く場所を変えてみる(触覚)。

すべてできる!これはやりすぎでも五感を自由に使った鑑賞が可能になりました。

では改めてギャラリーとプライベート空間(自宅等)でのアート鑑賞についてまとめます。
ギャラリー
→視覚に特化。制限がある中での半ば強制的なアート鑑賞。受動的
プライベート空間
→五感で堪能。制限がない好きな空間でのアート鑑賞。能動的

かなり強引にまとめましたが、ここに新しいアート鑑賞のヒントがありそうです。ではなぜプライベート空間でのアート鑑賞ができないのか。それは明白で大富豪でもない限り、自由に鑑賞できる絵を入手できない(笑)。
なんだプライベート空間でのアート鑑賞は大富豪独自の遊びだったのか。
それで話を終わらせたくはありません。

そこでようやく夜ふかしアート展の出番です。
ここは個展会場を宿泊施設化した場所です。つまりは個展会場をプライベートな場所にしています。宿泊ゲストは自分のペースで好きなアーティストの作品を好きな空間で楽しむことができます。

ふむふむ。
今までのアート鑑賞とは違う楽しみ方が出来そうですね。
では具体的にそれをどのようにお部屋の中で体験できるかについては、以降の回でお話しさせて頂きますー

それではまた!

【夜ふかしアート展概要】
予約はこちら(Airbnb)▶https://airbnb.com/h/yohukashiart
インスタグラム▶https://www.instagram.com/yofukashi_art/ twitter▶https://twitter.com/yofukashiart


いいなと思ったら応援しよう!