おふろと心の繋がり
「入浴」という日本には素敵な文化がある。体を温めることで血流がよくなり自律神経が整うと言われている。他にも筋肉への負担を軽減させたり様々な効果がある。
悩みやストレスと付き合っていくには入浴などリラックスする時間を意識して作っていかなくてはいけない。仕事で忙しいときや人間関係がうまくいっていない時ほど意識することが大切になってくる。
銭湯で働く
現在、荒川区の梅の湯というところで働いている。将来自分で経営が出来るように準備から掃除や番台(フロント)業務などさせてもらっている。
きっかけは大学時代に自分が人生で何をしたいのかということを考えた際、リラックスできる場所を作りたいというものだった。人間関係や仕事によるストレスをどうすれば発散出来るのかを生活習慣と絡ませて届けたいと考えた結果、温浴施設ではないかと仮説を立て銭湯の多い東京に住んで働くことにした。
大学を卒業してから3年間は東海地方の不動産会社で働き生活費と社会人経験を積み上京してきたのだが、離れたからこそ分かる地元の良さなども感じることができ、視野も少しは広がったと思う。
これから
現在は銭湯で働きながら、都内の銭湯を巡ったり休日はバスで名古屋の銭湯へ伺ったりしている。また銭湯と繋げられそうな業種がないかと色々な方と繋がるようにもしている。
実際、廃業しそうな銭湯と繋がることは難しい。でもとりあえず動くことが大切だと思って銭湯の方に話すようにしている。
最後に
私は大学が情報学部でプログラミングなどを学んできたが正反対の業界で働いている。それはIT技術による便利さなどより心のゆとりを必要とする人が多くなってくると考えているからだ。それにIT技術を取り入れている温浴施設も増えてきている。
自分が決めた道や考え方を信じてやりきりたい。でも正直、道が見えきれていないのも事実だ。奇跡が起きるようもがいていこう。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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