MSAおすすめ低コストユニット(モーデン軍)
あくまでオンライン対戦の初手で出すことを想定しているユニットの紹介なので、APは1~150くらいまで。
特務アレーシャ
最初はモーデン軍の切り込み隊長アレーシャちゃん。
元の移動速度も速いが、敵ユニットが遠距離攻撃の射程に入った瞬間に更に高速で奇襲を仕掛ける。この攻撃が間合いを見誤った設置おじさんに対して有効なのだ。
特殊攻撃は突進からの警棒振り回し。これはとにかく移動距離が長く、最長ステージでもなければ端から端まで到達することができる。初手出し設置おじさんを遠距離攻撃で蹴散らして、そのまま敵拠点に特殊攻撃を喰らわせられればそれだけで対戦に勝利できることもあった。
序盤から終盤まで自軍の前線を押し上げてくれる能力は高く、相手の前線に一瞬でも隙ができれば拠点まで猛スピードで突っ込んでいってくれる。
と、ここまでいい部分だけを羅列したが現実にはそうそう上手くいかないことの方が多い。
現在においてはとにかくHPが低いので、回避がちゃんと発動してくれなければ何の役割も果たせずに退場してしまう。AP100以下でHP100万以上がそう珍しくない現在で、このAPでこのHPはあまりに心許無い。遠距離攻撃で奇襲を仕掛けた次の瞬間に、逆にタイラのグレネードガンで初手一撃退場するシーンが多く見受けられる。
また、生産速度も低コストユニットの中ではかなり遅いため、生産後に即死した場合のリカバリーも効きにくい。仮に低コストがコイツだけのデッキなら相手の初手タイラに一撃で殺されたらもうほぼ負けである。
火力も低く、最大火力である特殊攻撃がフルヒットしても30万ダメージくらいしか入らない。この攻撃力で倒せるユニットは今の環境にはいないので、役割は完全に時間稼ぎと前線押上げのみに限られる。
これでもモーデン軍の低コスト帯では上位の採用率を誇っているところが深刻な人材難を窺わせる。
ブレイズガトリング兵
超長射程と低コストユニットとしてはそこそこの攻撃力な火炎放射攻撃を持つユニット。
移動速度が遅く、攻撃が始まるまでの動作もかなりゆっくりしたものだが、とにかく射程距離が長い。通常のステージで中央をちょっと超えたあたりで攻撃が敵拠点にヒットする。なのでコイツがその辺りまで進軍できればほぼ勝ちである。
とはいえそこまでコイツが前進できるような戦況なら、もうとっくに前衛ユニットが敵拠点を射程圏内に捉えているだろう。
特殊中無敵とはいえ体力もそう高くなく、メタスラアタックに轢かれてしまうのも現環境ではかなり痛い。低コストユニットに求められる壁としての役割も時間稼ぎも中途半端で、無限射程&状態異常付加が当たり前の後衛ユニットたちと比較すると魅力に欠ける。
序盤で奇襲的に相手拠点を焼き払えれば御の字と言ったところか。
ヘビィ・B MK Ⅱ
最近登場したばかりだが、モーデン軍には珍しいけっこう強い低コストユニット。回避スキル、HP100万over、移動中無敵、速い生産。現在の低コスト壁に欲しい条件をしっかり満たしている。
攻撃性能も悪くなく、特殊のミサイル連射攻撃は緩い追尾機能が付いている。特務クリームヒルデやメルティハニーのミサイルのようにターゲットした相手に当たるまでグルグル付き纏うタイプではなく、発射されたミサイルの一番近くにいるユニットの上下移動に合わせて向きを変えながら前方に飛んでいくようになっている。そのため、相手ユニットの回避スキルが跳躍するモーションだった場合、いったん斜め上方向に進み、着地するモーションに合わせて斜め下に向きを変えて相手の拠点方面へ飛んでいく。逆に規制ゾンビのように回避が地中に潜っていくモーションだった場合は、最初から斜め下方向へと追尾する。そうするとミサイルが全弾地面に吸い込まれてしまい、ほぼ不発になる。
使いこなすには難しいが、火力も高く無限射程なので後半の総力戦でも相手の拠点にラッキーパンチを喰らわせたりすることも可能。
いまモーデン軍統一を使っているプレイヤーのうち、低コスト枠にこのユニットを採用している割合はおそらく90%を超えるだろう。それくらいモーデン軍にはまともな低コストユニットがいないぞ。
ゴールデンレベルウォーカー
実装から少し時間は経ってしまっているが、そこそこのHPに加えて回避スキルとスタン攻撃を持つ、モーデン軍の低コストとしては痒い所に手が届いた性能をしているユニット。何気に移動も結構速いぞ!
他のユニットたちと同様、タイラの遠距離攻撃で即死するところは変わらないが、スタン効果のある特殊攻撃と回避時攻撃を上手いこと絡めればスペック以上の時間をぐことも夢じゃない!
とはいえ生産速度が-2325と大型ユニット並で正直言って遅すぎるので、現環境でのスタメン起用は少々厳しいか。7秒間隔でメタスラアタックが飛び交う現環境では、低コストユニットはその展開力や無敵時間を使って序盤のメタスラアタックを受け止める壁になることが大事な役割だと言える。その役割がまるで果たせないのはもうその時点で致命的なのだ。
このユニットに限らず、モーデン軍の低コストは軒並み生産速度が遅い。おそらく意図して序盤の展開力を弱くしているのだと思うが、拠点に攻撃が掠っただけで終わるような環境でこの調整はあんまりだと思う。
ゴールデンアラビア突撃兵
長い無敵時間がある特殊の長距離突進攻撃が魅力。遠距離攻撃も出が速く、設置おじさんを追い払いやすい。実装当時はプラチナランクTOP3に入るほどの高使用率を誇っていた。
回避スキルが無いのは苦しいところだが、一度撃破されてもHP198%で復活するスキルを持っているので一撃死する心配はない。
とはいえ火力は期待できないし、生産速度もかなり遅く、ヘビィ・Bの倍近い時間がかかる。低コスト帯の火力インフレも凄まじいので全盛期と比べるとかなり短命に終わる。
役割的に特務アレーシャの相互互換といったところだろうか。長い無敵時間の突進攻撃など、性能的にも似通っている部分が多い。回避を取るならアレーシャ、復活を取るならアラビア兵であとは好み次第。
勇猛果敢に突撃した直後に、タイラのやる気のない蹴り一発で絶命するのが悲しい。
迫撃砲兵(怒)
実装当時は誰もがデッキに入れていた、過去の超強力ユニットが当時の200倍のスペックに強化されて帰ってきた。
生産するとモーデン兵が拠点から走り出し、タップした場所でしゃがみ込んで迫撃砲を構える。そして射程圏内に入った相手に対して迎撃を始めるという変則的な設置ユニットになっている。
APから考えると相当なスペックを持っており、スタン効果と追尾性能付きで60万ダメージを超える迫撃砲をガンガン発射するため、序盤に於いてはなかなかに脅威だろう。
とはいえモーションに無敵時間もなければノックバックもしないので、他のモーデン軍の低コストユニットたちと比較しても格段に高いHPを持ってる割には結構さっさとやられてしまうのが難点。まぁこれは設置型ユニットの宿命と言ってもいいかもしれない。
メタスラアタックに轢かれてしまうのもかなり痛い。何も考えずに序盤に設置すれば確実に轢死するし、せっかく苦労して並べてもメタスラアタックが後衛を一度でも掠めればこれまた全滅してしまう。無限射程攻撃が溢れる昨今では、とにかく生存させるのが難しいユニットと言える。
一千六百万野戦WC
1600万ダウンロード記念で配布された設置するトイレ。現在はMSPクランクでも入手することができる。
低威力だが間断なく多段ヒットする悪臭攻撃が相手を永続的にスタンさせることができたので、低コストで序盤の時間稼ぎができる優秀なユニットだった。しかしながら大規模アプデ以降、スタンや特殊封じなどの状態異常付与効果にインターバルが設けられるようになり、このユニットが稼げる時間は大幅に減ってしまった。
ふつうに考えればもう使えるユニットでは無いが、上記のユニットたちを所持していないモーデン統一使いならば、まだギリギリスタメン候補になりうるかもしれない。
アイアン・イソ
メタルスラッグアタックのβ版から存在している超古株ユニット。
650倍という驚異の性能調整を受けて注目を集めている(かもしれない)ぞ!
HPは破格の631万、そして単発火力は96万と恐るべき数値を誇るが、射程が短く攻撃間隔も疎ら。超射程と無敵時間のオンパレードな今のユニットたちが相手では攻撃を当てられる距離に設置するのがまず難しい。ぶっちゃけ特殊攻撃ワンセットで100万ダメージ超は今の低コストユニットでも当たり前のラインになっているので、そこまで脅威の火力でもない。
そもそも規制ゾンビがいる時点で、設置ユニットはもはや序盤すら活躍させて貰えない気がする。
まとめ
個人的にはどのユニットにもだいぶお世話になったし、印象深い子たちばかりだが、正規軍と比較すると貧弱のひと言に尽きる。
「とりあえずコイツ出しておけば大丈夫だから!」と大手を振って言えるユニットが現状だとヘビィ・Bくらいしかいないのが悲しすぎる。コイツらがもし正規軍所属ユニットだったら、ヘビィ・B以外はまず使われることは無いでしょう。ブレイズガトリング兵なんかは、せめてメタスラアタックに轢き殺されなければちょっと違っただろうに。
紹介候補としては他にブレイズメルティハニーや特殊部隊パラシュート兵やデロリン・デロデロなどを考えていたけど、正規軍のデブマルコやウォークマシンと比較するとちょっと弱いのでやめました。
他の勢力と違って過去ユニットにあまり強化での活躍が期待できそうなユニットがいないので、今後の実装に期待するしかない。まぁ今のモーデン軍には他にも足りてないポジション多すぎるんで低コストユニットだけに頭を悩ませててもしょうがないっちゃあしょうがないよね!
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