バカみたいに馬鹿なマンガ「カラオケバカ一代(ジョージ朝倉)」を語りたい
「ダンス・ダンス・ダンスール」を読むまでの長らくの間、私にとってのジョージ朝倉は、「恋文日和」でも「溺れるナイフ」でもなく「カラオケバカ一代」の作者だった。私はこのバカみたいなマンガに救われた人間だ。
もしもあなたが落ち込んだときはカラオケ馬鹿一代を読んでほしい この本との出会いは2002年のことだ。当時、私を可愛がってくれていた母の親友と祖母が相次いで亡くなり、父は心筋梗塞で入院してしまい、私が東京で起こした事業を畳んで地元に戻ると、これまた私を可愛がってくれていた叔