バイオリンのこの木、何の木、全部まとめて
■表板 = アベテロッソ(赤もみ)
詳細はこちら。過去記事をみてくださいね。
■裏板、 側板、ネック、駒 = 楓
詳細はこちら。過去記事をみてくださいね。
■ペグ、テールピース、顎当て = 主に3種類の木
1.黒檀 英語ではエボニー。
2.ローズウッド(茶色にちょっとシマシマ)
ローズウッドは、ワシントン条約の絶滅種に指定されて取引が規制されているので、入手困難となっております。
その代用品として、最近、ココボロ という木が使われることも。
3.つげ(柿色)
私的には、黒檀は、見た目、ときめかないわ、という超偏見、個人的な感想です ^^:
音にほぼ影響はないので、楽器との色合いもありますし、見た目で選んでOK! 見た目、大事!
重さは、
黒檀>ローズウッド>つげ
上記以外に、紫檀は日本では高級材なので、好まれる方もいらっしゃいますが、音に影響はありません。
また、安価なバイオリンには、他の木のものもありますが、強度に注意してください。
■バスバー、魂柱 = アベテロッソ
バスバーは、ヴァイオリンの表板内側、G線の下あたりに膠で取り付けられる細長い棒状の板です。表板を補強する役割と、全体に程よい振動を伝える役割があります。
魂柱に関しては、詳細はこちら。過去記事をみてくださいね。
■指板 = 黒檀
指板は長年弾いていると、指の跡がボコボコにつきます。あまりにもボコボコになった場合は、指板を削って平らにします。削れば当然減っていきますので、その時は、変えます。
ですが、この道、うん10年の私、指板を変えたことありません。
そんなにしっかり指をしっかり押さえても、いい音は出やしません!
逆に、指に力が入っていると、早く動かせないのはもちろん、身体中に力が入り、右手のボーイング(弓の動かし方)にも影響が出ます。
「バイオリンは、できるだけ力を抜いて、いい音を出す」これに尽きます。
力を抜けば、いろんな技が習得できます。
力の抜き方、音の出し方については、追々、レッスンnoteを書いていきますね。
Violinist 依田彩の活動はこちらをみてみてくださいね。
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