やせたいなら知っておくべき体脂肪と基礎代謝の関係
この記事では体脂肪と基礎代謝の関係について書かせて頂きます。
ダイエットを始める人の中には、やせるための基本的な仕組みを知らない人も少なくありません。
やせる仕組みを知らないと、つい無理なダイエットをして、結果的に体調を崩してしまったりする恐れがあります。
ですので、具体的なダイエットを始める前に、体がやせる仕組みを頭に入れておきましょう。
やせる仕組みを知るために必要なこと
やせる仕組みを知るために、まずは「太っている」ということがどのような状態なのかを知っておく必要があります。
「やせる」ということは「太っている」状態を解消することですからね。
簡単に言うと「太っている」とは、体脂肪がつきすぎている状態です。
細かい数値の話は抜きにして、まずはそういうことです。
ですから「やせる」ということは、この「つきすぎた体脂肪」を減らすことを意味します。
なぜわざわざこんな話をしたかというと、ダイエットを体重との関係でのみ捉えてしまう人がいるからです。
最近は適正体重という考えも普及しているので、昔ほどではないにしても、いまだに体重ばかりを気にして「やせなきゃ」と考えてしまう人がいるのです。
体重は当然ながら身長や年齢、筋肉量などによって適正値が変わってきますので、一律にどれくらいがベストという基準はありません。
本当に自分の体を大切に思うなら、体重ばかりを気にしてダイエットしたりしないようにしましょう。
さて、話が少しそれてしまいましたが、改めて「やせる」ということについて考えてみましょう。
「太っている」という状態が「体脂肪がつきすぎている状態」ですので、その状態を解消する方法は「体脂肪を減らす」ということになります。
繰り返しになりますが、体重を落とすのではありません。
体重は、体脂肪を落とした結果、減っていくものですので。
この順番を間違えないようにしてください。
太っている状態を解消してやせるには「つきすぎた体脂肪を落とす」ということが必要です。
ではどのようにすれば、つきすぎた体脂肪を落とすことができるのでしょうか。
ここで出てくるのが「基礎代謝」の話です。
体脂肪と基礎代謝の関係
基礎代謝とは、人間が必要最低限度の生命活動を維持するのに必要なエネルギーのことです。
「必要最低限度の生命活動」ですから、何か自分から意識して活動しようとしなくても、ただ生きているだけで消費するエネルギーです。
何もせずにただ生きているだけで消費するエネルギーが増えれば、そのために使われる「栄養分」も多く必要になります。
栄養分が多く必要になるということは、同じカロリーの食べ物を摂取しても、消費される栄養分が多くなるため、体に余分な栄養が残りにくくなるということです。
逆に、余分な栄養が体に残ってしまうと、それが体脂肪に変わり太る原因になってしまいます。
というのも、人間は古来、自らを飢餓から守るため、できるだけ効率よく体に栄養を蓄えるように進化してきました。
一度体内に入ってきた様々な栄養を脂肪という形で蓄えておけば、いざ食べ物が手に入らなくなっても、その脂肪をエネルギーとして使うことで生き延びることができるからです。
しかし、食べ物が豊富にある現代においては、そもそも飢餓状態に陥ること自体あまり考えられません。
ですから、蓄えられた体脂肪が使われる機会も少なく、増えていく一方になってしまうのです。
ですから、このようにして蓄えられた体脂肪を落とす方法は二つに一つ。
体内に入ってくるエネルギーを減らすか、体内で使うエネルギーを増やすか、のどちらかです。
そして、基礎代謝を上げるのは、後者、つまり体内で使うエネルギーを増やすことで体脂肪を落とす方法になります。
最も効果的に基礎代謝を上げるには?
では基礎代謝を上げるにはどうすればいいのでしょうか?
方法はいくつかありますが、最も効果的な方法は筋トレです。
筋肉はエネルギー消費量が多いので、筋肉が増えれば、それに比例してエネルギー消費量も増えるからです。
しかも、一度筋肉をつけてしまえば、常にエネルギー消費量の多い状態、つまり基礎代謝が上がっている状態をキープすることができます。
体脂肪のつきにくい体というものは、このようにして徐々に作っていくことができるのです。
したがって、効果的に体脂肪を落としたいなら、筋トレで筋肉の量を増やして基礎代謝を上げ、体内で消費されるエネルギーを増やしていきましょう。
▼の記事で「筋トレで基礎代謝を上げて効果的にダイエットする方法」をご紹介しています。
ぜひ合わせてご覧ください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?