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リモートワーク環境をガチな感じにするために

はじめに

開発グループの井上です。

ユビレジではエンジニアにとっての働きやすさを支援する制度が幾つか存在しますが、2022 年 11 月にエンジニアやデザイナーなど専門的な技術・知識を必要とするメンバーが、成長し続けながら、生産的に業務を行うための支援制度ができました。その名も「エンジニア・クリエイター向け環境整備支援制度」です。

制度の中身ですが、

  1. PC(MacBook)について、一定の範囲内でカスタマイズ可能とします。

  2. 対象リスト内の周辺機器購入時に、総額 5 万円(税込)まで補助します。

となります。

制度を利用して購入したもの

今回はその支援制度の中でも 2. を活用し、リモートワーク環境をガチな感じにするためにモニターアームを購入しました。

前提

リモートワークを行う上で重要になってくるものとしてオンライン会議で使用する Web カメラがあります。

弊社ではフルリモートを採用しているもののカメラをオンにしてミーティングを行う機会というのは決して頻繁なわけではないのですが、機会が少ないからこそ Web カメラを使用する場面ではよりリアルで、実像に近い表現を行えることが理想だと感じています(あくまで個人の感想です)。

これまでは一般的な Web カメラを使用してきたのですが、手元にある Web カメラでは画質という点で不満があり、何とか改善できないか、と考えていました。

単純に画質の良い Web カメラへのリプレイスも検討しましたが、風景などの撮影を目的として所有しているミラーレス一眼があり、コロナ禍ということもあって活用しきれていない状態であったため Web カメラとして使用できないだろうか、と以前から考えていたところでした。

課題感

「ミラーレス一眼を Web カメラとして使用する」を前提とし、これを軸にどのように環境を整えるか考えてみました。

三脚を利用する方法もあったとは思うのですが、この場合、床もしくは机の上のスペースをある程度専有してしまい、スペースの有効活用という観点からあまり気が進みません。

また、以前から使用していたコンデンサーマイクがあり、こちらはマイクアームに付けて使用していたのでスペースという問題はないものの、ある程度の高さがあり空間的な圧迫感を感じていました。

解決方法

これらを解消しつつ適切な解決方法は何だろうか、と考えた時に辿り着いたのがモニターアームを利用した設置でした。

VESA 規格の 100x100 もしくは 75x75 に対応したカメラとマイクのためのマウンターが販売されており、こちらを使用することでミラーレス一眼の設置とスペースの有効活用、マイクアームの圧迫感という課題に対応しました。

通常、ミラーレス一眼を Web カメラとして利用するためにはキャプチャーボードが必要になってきますが、手持ちのカメラには USB ストリーミング機能があり、設定を行った上で PC と接続することでカメラデバイスとして認識し使用することが出来ます。

結果

設置してみた写真はこちらです。

最後に

この環境を構築してから実際に何度か使用してみましたが、オンライン会議システム側のぼかしを使用することなく一眼のレンズ側のボケ感が表現され、映し出される被写体(私自身)も幾分かリアルな表現が出来るようになったのではないかと感じています。
エンジニアのための制度として他にもパブリッククラウド利用料の会社負担制度があるので、折を見て利用してみたいと思っています。


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