Milky Way
瞑想ヨガ人生序章 ① 「新たな一歩への恐怖」
ヨギと出逢いたいという想いが届き、新たな一歩を踏み出すスタートラインに立てた私…
しかし、私は新たな一歩を踏み出す恐怖が自分を襲うとは予想だにしていなかった。
新たな一歩を踏み出して良いのだろうか
借金があるのに
また、攻撃されないかな
私は裏切りものじゃないかな
そんな思いが湧いてきて、新たな一歩を踏み出すことが怖くなってしまったのである。
ヨガの先生は、私に最初の課題を出していた。
とりあえず、ゆっくり座る時間をつくって、座ってください。
私は姿勢を正し目を閉じて座る
が
最初は、何もしないということに耐えられず30秒ももたなかった。
そして、座っていると恐怖がやってくるのだ。
こんなことをしていて良いのだろうか
私が望む道なのだろうか
疑問も湧いてくるのだ。
だが、途中で目が開いても仕切り直しては座り、10分、20分、30分と座ってみた。
しばらく経った、ある日
最初の一歩を踏み出す怖さの渦の中にいた自分だったが、吹っ切れる瞬間を感じた。
よし、やろう
踏み出そう
不思議なのが一歩を踏み出す怖さの渦の中にいた時は、ヨガレッスンのタイミングが合わず、ヨガレッスンが始まらなかったのだが、
私が吹っ切れた後、先生とのヨガレッスンのタイミングが合い
ようやく、1回目のヨガレッスンが始まったのである。
私はどんな話から始まるのか、ドキドキワクワクしながら教室に向かった。
ヨガとはね…
出てくる話は、聞いたことがない話ばかりだった…。
えっ
ヨガって、そうなの
想定外の出来事が展開されているように感じた。
どうなっていくの
興味と疑いが一緒に存在している不思議な感覚
だが
魂がこの話を吸い込んでいくような感覚が新鮮だった。
想定外の展開に戸惑いながらも、言葉を超えたところにある、まだ何かよく分からないモノに魅了されはじめている自分が出てきていた。
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