ずっと叔母を殺してやろうと思っていた。 30代半ばまで、わりと真剣に思っていた。 叔母の存在を感じるたびに、私は憂鬱だった。 でも私も伯母になり、叔母は叔母なりに私たちのことを愛しているのかもしれないと気づき、さすがにぶっ殺してやるとは思わなくなった。 数十年の入院生活を送っていた叔母が、認知症の症状が出始めたので介護施設に移動した。 入所の説明の際に、延命治療について聞かれたが、叔母は内容を理解できず、 「わからないなぁ」 とだけ答えた。 私は、 長生きしたいと言
長い間堰き止められ淀んでいた水が、急激に流れ出すようなことが自分の人生に起こるなんて想像したこともなかった。 2020年3月末で満24年勤めた会社を退職しました。 ここ数年、このままのペースでいたらどこかに歪みが来るという自覚はあったものの、今まで通りその気持ちをなだめながら、生活を変えることなどできないと思っていた。 年末に体調を目に見えて壊し、心療内科に通いながら「でも働けているし」と過ごしていたのだけど、朝起きたら体調がいつもより悪いので珍しく休んだのが3月始め。
カウンセリングと診察3回目。 前回の診察以降、睡眠導入剤を半錠飲んで寝ているので、睡眠も充分にとれて、食欲も増してきたから元気になってきましたと、カウンセラーW女史に報告。 その後具合悪くなったりした?と聞かれ、2回くらいなったことを伝えたら、 「生理前とか?」 と言われたので、うーん?と考えたら当たりだった。 もともとPMSになるとメンタルの沈みが激しいと担当医に言ったら漢方薬が出たので、それ飲んでるからよゆ〜と思っていたけど、一発がどーんと大きいのが来ていたのか。
カウンセリング2回目。 今回はチェックシートを用いて、あなたは寛大ですか?とか様々聞かれた。 これがなかなか難しく、あなたは寛大ですか?と聞かれても、周りの人に聞いてくだせぇ…と悩みながら、はい、いいえ、どちらでもない、の3択で答える。 全部で50問くらいだったかな?うろ覚え。 カウンセラーさんが時折、 へーそうなんだ とか言うのを、 これもひとつのテクニック… と思いながらも、そう見えないのかな?とかぐらつきながらの返答。 正しく答えられたかわからないけど、正解はな
年末に初めてカウンセリングというものを受けました。 どうやら1回では済まないらしく、今後もあるようで…何回あるんだろ。長期戦かな。 自己紹介的な感じで1時間。 たまにしくしく泣いたりして、言われたことが、 窮屈なんだよね で、その単語が妙に腑に落ち、 「きゅうくつ…」 と復唱してしまった。 「オチのない母親の話にイライラして、しつこく問い詰めるようになってしまい、ダメだなと思って受診したんです。母親の話にオチがあるわけないじゃないですか。あれってただの感想とか報告でし
MRIの後、心電図撮影は問題なく終え、診察を待っている間スマホを見たら連絡が入っていた。 今仕事でS市(と言っても私の職場から車で30分ほどかかる市)に来てるんだけど、奇跡的に近くにいない? と、車で2時間ほど離れたところに住むY氏からだった。 Y氏はいつもこの調子で連絡をくれる。 そして私がそのタイミングでS市にいることはあっても、ゆっくり会える時間にいることはまずない。 が、私は奇跡的に会社を休んで、奇跡的にS市の病院に来ていた。 何時まで時間あるの? と
ちょっと先の仕事の話をされて、体調がおかしくなったのが約2週間前。 次の日は体調が良かったので大丈夫だと思ったら、その次の日の朝に悪くなり、 動悸がして落ち着かない 朝食時に座っていられない 母に抱き着いて泣く 仕事に来ても動悸が止まらない そわそわする 手が震える という症状が出て、かかりつけ医に話したら、 「1度心療内科を受けてみるといいね。紹介状を出す?」 と言われた。 紹介状を書いてもらうと大事になりそうで、会社には行けているしそこまでではないかも…と
髪を切りました。 もう10なん年も長くて、こんなに短いのはいつぶりだろう?と美容師さんと考えたら、 「辺見えみりみたいにして!」 と言った時以来でした。 辺見えみりすごい流行った時あるよね。 私は身の程知らずなので、芸能人やモデルの画像を美容師さんに見せ、 こうしてくれ と頼みます。 若い時は梨花でした。 すぐ梨花と同じ髪型にしたがりましたが、美容師さんはのっぺりとした顔の私が暴言を吐いてもこれっぽっちもバカにせず、梨花に可能な限り近付けてくれました。髪型だけ。 最近は
とうとう昼寝ができなくなった。 出勤して1番の楽しみは昼寝だったのに、数日前から再発した自律神経の乱れのような症状のせいで、昼食をとっていると憂鬱になり、半分も食べられない。 その後昼寝をしていると色んなことが走馬灯のように駆け巡り、寝ていられずそわそわしてしまう。 色んなこととは、 眼球の裏に溜まっているであろうまつ毛を全部取り出したい とか、 鼻のおくに詰まっている何かを全部取り出したい とか、 足の裏の角質が溜まりすぎて、本当に痒いところに手が届かなかったらどうし
twitterとInstagramとFBもやって、なおかつ持て余しているのに、SAGYOの記事が見たいばかりにnoteにも手を出してしまった。 とある田舎で5〜11月に行われる某イベントの主催者であるY氏に、 「イベントでSAGYOを売りたいから手伝ってもらえないか」 と声をかけられたのは2017年のことだったでしょうか。 1回くらいかな?といいよーと軽く返事をしてからクビにもならず無事3シーズンを終えました。 ネットでの販売が主でパートナー制度を設けている SAGYOで