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APACC症例収集【トレーシングレポートの書き方】薬局薬剤師向け!

こんにちは、外来がん治療認定薬剤師のよっちゃんです!

薬局薬剤師でAPACC取得したいけど上手く、情報が伝えられない!という人が多いようなので、APACC症例を収集する為に必要不可欠なトレーシングレポートの書き方についてご紹介いたします。

トレーシングレポートの書き方を理解すれば、医師への情報提供が伝わりやすく、症例になる可能性は大きく上がります。

この記事は、APACC取得したい人の中でも
・薬局薬剤師
・症例収集に困っている人
・医療機関にどこまで伝えればいいのか困っている人

におすすめです!。

出来るだけすぐに使えるようまとめさせていただきました。


【APACC】なぜトレーシングレポートの書き方が重要なのか

皆さんは、自分が書いたトレーシングレポートがどのような流れで医師へ情報提供されているかご存じでしょうか?

医療機関によって細かな対応は異なりますが、
基本的には薬剤部(科)を介して情報が伝わります。

つまり、医師だけでなくトレーシングレポートを受け取る薬剤師にも分かるように記載する必要があります。

薬剤師もトレーシングレポートを確認して精査します。

直接医師へ伝えるケースもあれば、カルテへ情報を残すケースもあります。

情報の元を伝えるのは薬局薬剤師ですが、医師へ伝えるのは病院薬剤師さんであるため、雑な情報であったり、不適格な情報提供の場合には差し支えないような内容で伝わります。

それでは、薬局薬剤師側の意図は伝わりません。

トレーシングレポートがキチンと記載されていれば、そのまま医師へ情報が伝わる場合もありますので、そうした方が症例の取りこぼしはせずに済むのです。

それでは、伝わるトレーシングレポートの書き方にはどのようなポイントがあるのでしょうか?


【APACC】トレーシングレポートを書く際の5つのポイント

症例収集の為のトレーシングレポートとなると、多くの場合副作用に対する支持療法などの内容になると考えられますので、そのことに絞りお伝えします。

答えからお伝えすると、

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