2024TJAR Day7 大浜海岸ゴール
大浜通りへ
このまま走り続ければ午前中にゴールできる。
“走り続ければ”
静岡駅のコンコースを抜け、大浜通りへ向かう。暑さで頭がぼーっとする。今回ゴールの位置が西に1km弱ずれているためいろいろなルートが考えられるものの一番知っている大浜通りで進むルートを選択しました。ただただ止まらないことを考え、走り続けました。真夏の正午の日差しは強い。信号待ちがもどかしい、少し休み、青になったと同時に走り出す。水分はすぐに奪われ、自動販売機でドリンクを補充しながら進む。
2年前の思い出の最後のロード。
夜にも関わらずたくさんの人が応援してくれ、背中を押してくれた場所。
今年もたくさんの人が応援してくれました。
前回大会も応援してくれた方。
Noteやinstagramのフォロワーの方。
小さい子から年配の方まで。
何か地元に帰ってきたような、そんな気持ちにさせてくれました。
温かく優しい拍手と声援。
「2年前に応援して、また来たよ」
「今回も大浜海岸で待ってるからね」
「今年も走ってくれてありがとう」
こんなに嬉しい瞬間は、人生の中でもほんのわずかかもしれない。
自分ができることは最後まで出し切り、最後の目標となった午前中のゴールを目指すこと。
長かったロードも最後の交差点に差し掛かる。車から大きな声援。「出し切れー!!」
胸が熱くなる。
最後の最後に2022TJARの野寄さんたちが大きな声で背中を押してくれました。
今走らないといつかそれが後悔になることを知っているTJARの仲間たち。今年もたくさんの人が目指したTJARのゴールはあとわずか。ここで立ち止まることはできない。
そして、ゴールでは妻と娘・家族が待っている。
大浜海岸、ゴールへ
最後から二つ目の曲がり角で、2024TJARを一緒に目指した仲間がボランティアとして待っていてくれました。温かい涙をありがとう。
そして、最後の曲がり角。
曲がると、たくさんの人が。
ゴールへの時間をゆっくりと噛みしめたくそこで走りを止めました。間に合った。
2024TJARの選手たち。2022TJAR、OBの選手たち。そして、たくさんの方。
なんて幸せな光景なんだろう。
ハイタッチをしながらゆっくりと進む。
そして海岸へ。そこに妻と娘が待っていてくれました。暑い暑い正午の海岸、待っていてくれてありがとう。「ちゃんとパパ帰ってきたよ」
階段を上がり、海岸にはTJARのフィニッシュゲートがみえる。
2022年のゴールは台風一過の満月の夜でした。
今回は、”綺麗な青い海と眩しく青い夏の空”
今年はひっそりとしたゴールと思っていましたがたくさんの人が待っていてくれました。
本当に本当にありがとう。
今回も涙は全くでなかった。
6日間11時間45分の旅、そして、私のTJAR挑戦が終わりました。
参考:2022年大会ゴール
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