& episode 015
「半熟卵」+「オン・ザ・アスパラガス」
エナジーチャージに、ローストビーフを添えて。
と言っても、お洒落な食器に茹でた野菜と食材を載せるだけなので、全く手間ではないわけで。
今日は、くにちゃんが朝食を用意しておいてくれた。
サラダから察するに、
「期末を登りきる見通しは立ったが、微調整と休憩は大切」
と言ったところだろうか。
多忙を極める彼女が結果的に「効率を重視」し、このサラダにしたのは、
「卵で栄養全般を補い、牛肉でタンパク質を摂り、アスパラガスで疲労によるダルさをとる」
だろう。
アスパラギン酸というアスパラの要素が、疲れを取るそうだ。
「興味」
と言った方がいいのか、
「オタク」
と言うべきかは悩ましいところだ。
彼女の誤解を解くために弁護しておくと、
「春のアスパラは美味しい!」
からの
「ググったら、疲れが取れることがわかった!理にかなってる!」
というわけです。隙間時間に、栄養管理術に勤しんだ(いそしんだ)わけではないので悪しからず。
僕は、朝方まで徹夜で作業だったため、彼女が扉を閉める音で目が覚めた。
3月の15日前後というのは、よく恋人同士喧嘩をするらしい。
お互い一番気が立つ時期だからだろう。
僕は、改めてくにちゃんを感心する。
そして、こう思う。
「彼女は日本の働く姿を変えるだろうな」
と。
「タフ」という言葉は、男性に使うべきだろう。
彼女の持つ強さは、
「しなやか」
こう言ってあげたいと、僕は想う。
「21世紀の大和撫子」とは、これほど美しいものなのか。
朝の一瞬で、「半熟卵+オン・ザ・アスパラガス」を作り上げた彼女のユーモアと、手際の良さに、納得の一言だった。
今回のサラダの決め手となる半熟卵を作るなら。
http://www.daiso-sangyo.co.jp/blog/wadayuki/2013/07/post-254.html
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