【民事訴訟法が苦手な方必見】民訴克服法
民訴が大嫌いだった司法書士試験時代
司法書士試験の勉強をしていたころ、
私は民事訴訟法が大嫌いでした。
手続きのイメージがしにくく、
独自の用語も多い民訴法。
機械的な丸暗記で乗り切ろうとした結果、
本番の試験では民訴、執行、保全の分野で
4問も落としてしまいした。
7問中3問正答、正答率42%です。
民訴が得点源になった予備試験時代
それからそれなりの年数が経過した後、
司法書士の仕事しながら、司法試験予備試験の勉強を開始したのですが、
民訴の苦手意識が徐々に、そして確実に薄らいでいきました。
気が付いたら、民訴は得点源になっており、
令和4年の予備試験短答式試験は、30点中25点(正答率83%)
論文式試験はA評価をとることができました。
民訴を得意にするコツ
民訴を得意にするコツは、
具体的事例や具体的な訴訟手続きをイメージすること
だと思っています。
その他にも、
・独自の用語に慣れる
(よくわからない用語に出会ったら、毎回テキストで意味を確認する。)。
・訴訟物、要件事実を理解する(司法書士試験の場合、必須ではないと思います。)というのも大事です。
具体的事例や訴訟手続きをイメージするのは難しい
言葉にするのは簡単ですが、実際にこれを実行するのは、とても難しいですよね。
民事訴訟実務を実際に経験することは、認定司法書士やパラリーガルの方、裁判所勤務の方を除き、ほとんどないと思います。
具体的なイメージを持っていただきやすくするために、
元司法書士の現役司法修習生兼フリーランス講師という経歴を活かして、
今後も民訴の解説記事を書いていきたいと思います。
司法書士物語というタイトルにしていますが、
予備試験の短答対策にも役立つ内容になっています。
来年の試験に向け、民訴を克服したい方におすすめです。
本日は以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。