熊野芽吹(ゆやめぶき)元司法書士・予備試験、司法試験講師

【法律イラスト講義で理解促進、記憶定着をサポート】 講義販売 再募集令和7年3月以降。 仕事(時短)と育児をしながら、短答、口述、論文落ちを経てR4予備合格  R5司法試験合格 現在司法修習生

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再々販売スタート 組織再編重要条文解説

予備試験、司法試験、司法書士試験対策用に制作しております「組織再編重要条文解説講義」、ご好評につき再々販売をスタートさせました。 こんなお悩みおもちではないですか? ・何度も同じ問題で間違えてしまう。 ・条文が長くて読みにくい。 ・似たような条文がたくさんあって、混乱してしまう。 ・条文探しに時間がかかってしまい、論文式試験が不安だ。 ・無理矢理暗記しようとするが、記憶が定着しない。 司法書士試験合格と司法書士実務を経て、予備試験、司法試験に合格した講師が、組織

    • 会社法と民法の関係がわかる!イラスト解説〜会社法22条〜

      事業譲渡に関する会社法22条の解説をしていきます。 22条は、譲渡会社の商号を使用した譲受会社の責任等に関する規定です。 前提知識 事業譲渡において、譲渡会社の有する債権債務のうちどの債権を譲受会社が取得し、どの債務を譲受会社が引き受けるかは、事業譲渡契約で定めることになります。 ただし、免責的債務引受となる場合、債権者の承諾が必要です(民法472条3項)。 22条1項2項 前述のとおり、原則として、譲受会社が引き受けていない債務については、譲受会社は弁済する必要はあ

      • 予備試験短答にも口述にも役立つ知識

        新しいイラストを書きました。 刑事訴訟法の短答知識ですが、口述にも狙われそうな条文です。 受験生時代は、手続に関しての条文知識は暗記に頼る部分もありました。 しかし、司法修習で刑事裁判をたくさん傍聴する中で、「なんだこういうことか」と感じることがたくさんありました。 「なんだこういうことか」と思えることが増えれば、その分暗記を減らすことができますよね。 司法修習をしていると「あぁ、これ受験生のときに知りたかったな」と思う場面がたくさんあります。 この経験をいかして、短答対

        • 講師業2年目〜1年目の振り返りとこれから〜

          これまでに制作してきた講義 初のイラスト講義をリリースしたのは、ちょうど1年前でした。 最近「これまでにどんな講義を制作してきたのか」とご質問いただくことが何回かありましたが、自分でもきちんと把握できていなかったので、備忘録としてこれまで制作してきた講義を書き留めてみます(順不同)。 ①再現答案の分析に関する講義 ②民法・譲渡担保権に関する短答対策のイラスト講義 ③民法・代位による弁済に関する短答対策のイラスト講義 ④民法・債権総論に関するイラスト講義(安田貴行講師との

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          【無料解説動画】利益相反取引の基礎

          昨日、久しぶりにYouTubeに解説動画をUPしました。 正直、いまだにYouTubeに動画をあげるときは緊張するというか、「あぁこわいなー。」と感じてしまいます(じゃあYouTubeに動画あげたりするなよというお声はごもっともです。)。 まだ慣れるのは時間がかかりそうですが、YouTubeを通して私のことを知ってくださったという方も多いと思いますので、これからも続けていこうと思っています。 応援してくださる皆様の存在が励みになっています。 いつも、ありがとうございます

          社会人受験生にとって冬はつらい季節!?

          こんにちは。 我が家は、感染症家族リレーの最中です。 まだ私にはバトンが来ていないので、このまま逃げ切りたいと願う今日この頃です。 司法書士の仕事をしていたときは、子どもが小さかったのもあり、感染症リレーで1か月くらいほぼ稼働できなかったりすることもありました。 コロナが流行っていたときは、いつ訪れるかわからない臨時休園、臨時休校にヒヤヒヤしていました。 その都度、仕事を調整させてもらったりして、よく職場に迷惑をかけていました。 子どもが病気のときはできるだけ子どもの側に

          【イラスト過去問解説】利益相反取引の基礎

          こんにちは。 頻出分野である利益相反について解説していきたいと思います。 条文の解説ですので、予備試験、司法試験はもちろん司法書士試験や行政書士試験にも役立つ内容です。 司法書士実務においても利益相反取引はなじみの深い分野です。 会社の代表者個人名義の土地建物を会社名義にするために売買する。 同族会社同士(取締役全員同じ)で土地建物の売買をする。 などなど、利益相反取引に該当するような場面は結構たくさんあります。 条文解説直接取引 私は、利益相反取引かどうかを判断すると

          条文操作力を鍛える過去問解説〜吸収合併、解散、清算結了〜

          こんにちは。今日は予備試験商法の過去問解説をしていこうと思います。 答えは、次のとおりです。 ア ✕ イ 〇 ウ 〇 まずアの解説からしていきます。 ア.吸収合併存続会社は,吸収合併の登記をした日に,吸収合併消滅会社の権利義務を承継する。→✕ 登記をした日ではなく、効力発生日ですね。 吸収合併による変更、解散登記は吸収合併の効力要件ではありません。 次にイの解説をしていきます。 イ.吸収合併消滅会社の吸収合併による解散は,吸収合併の登記の後でなければ,これをもって

          条文操作力を鍛える過去問解説〜吸収合併、解散、清算結了〜

          9月の福岡勉強会のご感想

          9月に福岡市で開催した勉強会の講義のご感想をいただいておりましたので、ご紹介させていただきます。 マインドマップ活用について安田貴行講師が、 中小企業からの相談事例を想定し、会社法の条文をひくというコンセプトの講義を熊野(ゆや)が担当しました。 会社法の条文に親しむための学び 会社法の条文に親しむための勉強方法が明確になるよう、今回の内容は非常に参考になりました。 会社法の条文の見取り図の作り方やインプットの仕方が学びとなりました。 会社法では、条文をスムーズに引け

          予備試験短答式試験の組織再編分野出題歴

          会社法の短答式試験が苦手な方は少なくないと思います。 令和6年、令和5年ともに短答式試験の商法の平均点は、14.3点/30点で、民事系の中では一番低いです。  なかでも組織再編分野は、特に苦手意識を持っている方が多い印象です。 では、組織再編分野は短答式試験においてどのくらいの頻度で出題されているのでしょうか。 気になったので、集計してみました。 平成23年:1問 平成24年:1問 平成25年:1問 平成26年:1問 平成27年:1問 平成28年:1問 平成2

          あらためまして自己紹介

          最近noteをフォローいただくことが増えてきたので、あらためて自己紹介をさせていただきます。 私は、現在フリーランスの法律系資格の講師+司法修習生という立場ですが、講師業を始める前は、司法書士業をしておりました。 司法書士時代の実務経験を生かして、民事系を中心にイラストを使った講義を制作販売しています。 大事にしていた勉強法法律の勉強をするにあたり、一貫して大切にしていたこととして、「具体的事例を交えて理解すること。具体的なイメージを持つこと。」があります。 法律を学び

          〔予備試験、司法試験〕組織再編分野の出題歴まとめ

          こんにちは。 組織再編に関する論文式試験の出題歴をまとめてみました。 【(新)司法試験】 平成18年 吸収分割 平成20年 株式交換 平成21年 吸収合併 【予備試験】 平成25年 株式交換 平成28年 吸収合併 令和元年   吸収分割 それぞれ吸収合併、吸収分割、株式交換が1回ずつ出題されていますね。 平成25年予備試験、平成28年予備試験に関しては、組織再編に関する知識を正面から問うものが出題されています。 司法試験では過去15年、予備試験でも過去5年出題されて

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          真正な登記名義の回復を原因とする所有権移転登記とは??~平成28年予備試験 民事実務基礎~

          平成28年予備試験民事実務基礎科目では、「YはXに対し、甲土地につき、真正な登記名義の回復を原因とする所有権移転登記手続をせよ。」という請求の趣旨を書かせる問題が出題されています。 この問題は、AがXとYに甲土地を二重譲渡したところ、現在Yに登記名義が存在するため、XがYに対し「私に所有権移転登記してください」と訴えた事案です。 二重譲渡の事例においてXを所有権登記名義人にする方法は、2つあります。 1つめは、YからXに対し、真正な登記名義の回復を原因とする所有権移転登

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          〔組織再編分野〕は、条文の読み方がわかれば怖くない!

          こんなお悩みおもちではないですか? ・何度も同じ問題で間違えてしまう。 ・条文が長くて読みにくい。 ・似たような条文がたくさんあって、混乱してしまう。 ・条文探しに時間がかかってしまい、論文式試験が不安だ。 ・無理矢理暗記しようとするが、記憶が定着しない。 司法書士試験合格と司法書士実務を経て、予備試験、司法試験に合格した講師が、組織再編の条文を読む際の目の動かし方や読み方、体系的理解の手法をお伝えします。 司法書士試験、予備試験、司法試験受験予定の方におすすめ

          〔組織再編分野〕は、条文の読み方がわかれば怖くない!

          口述イベント中止のお知らせ

          無料口述イベントを中止することにいたしました。 中止に至った経緯は、安田講師のポストのとおりです。 ご理解いただけますと幸いです。

          【再々販売のお知らせ】組織再編重要条文解説講義

          大変有難いことに、イラスト講義の再販売の予定についてお問い合わせを複数いただいております。 そこで、販売委託先の安田式合格実践塾さんに組織再編重要条文解説講義の再々販売を依頼しました。 今回は、MOSHというシステムを利用して販売がなされる予定です。 再々販売時期 令和6年10月13日(日)※ただし、状況により10月14日(月・祝)となる可能性がございます。 詳細は、後日ご案内します。

          【再々販売のお知らせ】組織再編重要条文解説講義