あらためまして自己紹介
最近noteをフォローいただくことが増えてきたので、あらためて自己紹介をさせていただきます。
私は、現在フリーランスの法律系資格の講師+司法修習生という立場ですが、講師業を始める前は、司法書士業をしておりました。
司法書士時代の実務経験を生かして、民事系を中心にイラストを使った講義を制作販売しています。
大事にしていた勉強法
法律の勉強をするにあたり、一貫して大切にしていたこととして、「具体的事例を交えて理解すること。具体的なイメージを持つこと。」があります。
法律を学び始めたばかりの頃、条文に書いてあることのイメージができず、法律の勉強に苦戦していました。
しかし、「イラストや図を使って、条文に書いてあることを表現し、六法やテキストに張り付けていく」という勉強を取り入れたところ、ぐんぐん理解が進み、記憶の定着が進んでいきました。
◎条文や判例の知識を文字として記憶しようとするのではなく、具体的事例をイメージし、そのイメージをイラスト化して理解していくこと。
◎イラストを何度も確認して記憶に定着させていくこと。
この方法は、予備試験と司法試験の勉強においても大活躍し、育児をしながらのチャレンジでしたが、無事に合格を果たすことができました。
経歴
大学(司法試験合格者を多数輩出するような有名大学ではありません。)では法律を専攻
宅建合格
行政書士試験合格
司法書士試験(2回目)合格
司法書士として仕事を開始
結婚、第一子、第二子出産
平成30年 予備試験の勉強開始
令和元年 予備試験 短答落ち
令和2年 予備試験 口述落ち
令和3年 予備試験 論文落ち
令和4年 予備試験 最終合格
講師業(自営業)開始
令和5年 司法試験合格
個別指導、法律イラスト講義の制作、販売
令和6年 司法修習開始
【予備試験、司法試験の成績】
令和元年 短答敗退 法律科目139点 一般教養科目9点
合計148点(14点足りず不合格)
令和2年 口述敗退
短答 法律科目150点 一般教養科目15点
合計165点 (合格点+9点)
論文 総合得点232.24点 順位440番/合格者464人
口述 118点(合格点は119点) 内訳は不明ですが、刑事実務58点民事実務60点だと思います。
令和3年 論文敗退
短答 法律科目 153点 一般教養科目18点 合計 171点 (合格点+9点)
論文 総合得点230.77点 順位649位/合格者479人
令和4年 最終合格
短答 法律科目156点 一般教養科目18点
合計174点 (合格点+15点)
論文(選択科目 経済法) 総合得点283.97点 順位 138位/合格者481人
口述 121点 87位
令和5年司法試験合格
短答 139点 700番
論文(選択科目 経済法)
1400番台
総合 1300番台/合格者1781人
専業受験生時代(司法書士試験)と兼業受験生時代(予備試験)の悩みの違い
司法書士試験の受験時代の悩みとして一番大きかったことは、「このまま受からなかったらどうしよう」という将来への不安でした。
また、周りが遊んでいるのがうらやましかったり、仕事で輝いていて焦ったりもしていました。
将来の不安が大きい分、絶対に落ちることができないというプレッシャーも大きかったです。
ただ、自分のことだけに集中することができ、試験勉強や試験までのタイムスケジュールだけを考えていればよかったという点は、楽だったように思います。
一方、予備試験受験時代は、将来への不安というものがなく、そこはとても楽でした。
ただ、仕事と未就学児の育児をしていたので、複数のタスクを日々調整していくこと自体がとても大変でした。
伝わりにくい表現だと思いますが、精神力の総合格闘技をしている感じでした。
加齢に伴う体力低下もあいまって、体力的にも精神的にも厳しいものがありました。
年々仕事の量と時間を減らさせてもらったり、家族や親族に助けてもらいながら、なんとか乗り切ったという感じでした。
本日は以上です。
長文になりましたが、最後までお読みいただき、有難うございました。