【推しの子】第百三十七話「偶像」感想
そんな人の醜い欲望を詰め込んだような存在に『偶像』にさせられた。こんな言葉が印象的な137話でした。
こんにちは、今回も推しの子の感想ブログと久々に考察ブログを書いていきたいと思います。
尺換算15秒のアドリブに込められていたのはアイの悲痛な『悲鳴』とその娘の突き刺すような『怒り』だった
136話〜137話冒頭で、ルビーは台本にないアドリブを盛大にかまします。現場の人間は「これじゃアイのキャラが…」などと言いますが、"ホンモノ"を撮りたい五反田はルビーの説得力のある演技を起用することにします。
「尺換算15秒のアドリブに込められていたのはアイの悲痛な『悲鳴』とその娘の突き刺すような『怒り』だった」。ルビーの演技は紛れもなく、ホンモノのアイでした。弱いところなんてないいつもニコニコしている偶像ではなく、傷ついたり泣いたりする繊細で臆病な女の子なんだ。ママをそんな偶像にしたのは私たちのせいなんだという強烈な怒りを全面に出した演技でした。
個人的にあの壁に寄りかかりながら泣いているところから、いきなり泣くのをやめて微笑みながらカメラを睨むシーンは鳥肌立ちましたね!ちなみにこのシーンでルビーの瞳の星は黒→白に変化しています。ヤバババ…
彼女は天才役者として売るべきだ
現場を見ていた壱護と鏑木はルビーと重曹の演技について批評していました。ルビーの演技力はまだまだであるとはいえやっとアイと同じ方を向いた、重曹は上手にルビーからそれを引き出したと評価しています。重曹に足りないものとしては知名度。であれば、鏑木は重曹を「天才役者として売るべきだ」と彼女の売り方を提案しました。
自力じゃ気付けなかったんですが、ヤンジャンのコメ欄見てみると「第一巻の伏線回収?」というコメントが複数寄せられていることから、このコマも重要なシーンですね。
私はママみたいにならない
撮影が終わり重曹と話している場面にカットが変わりました。いや〜、133話でぶっ壊れたと思った友情を僅か4話で修復するとはさすが赤坂先生👍
ただ、ルビーが重曹と仲直りできたのはやっぱりルビーがちょっとおバカで単純なせいなのかなとも思いましたね(笑)。まあ僕はルビーのそんな単純でウジウジ考えないさっぱりしたところが好きですけど😊
さて、ルビーと重曹の会話の中でルビーの中に大きな変化があったことが描かれていました。ルビーはアイを偶像視していた時は、ママみたいになる!と豪語していましたが、重曹がアイの本質に気づかせてからは「私とママは違う」と言っています。そして「私はママみたいにならない」と爽やかな顔で言っています。
やはり、ルビーとアイは対比して描かれているんでしょうか?(アイとルビーは対比で描かれていると断言したブログを書いただけに今更撤回したくないw)
次号、姫川とアクアが…!?
上原清十郎役の姫川大輝とカミキヒカル役のアクアに何かが起きるみたいですね。もしかすると、姫川愛梨の不貞関係が上原にリークされる話が描かれるんでしょうか?もしそうならこの話は、カミキとアイの訣別のきっかけともなり得る話…かもしれませんし…そうじゃない…かもしれませんし、分かりませーん。ただ次回も楽しみにしています。
とりあえず史上最速で最新話感想ブログまとめました(眠い)。まあ今回も例によって支離滅裂な内容のブログだと思いますけど、目を擦りながら書いたので温かく見守っていただければと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。次回、137話を基に考察ブログをまとめます!