8/3 下北沢 440 "音沙汰良好"
act:高木フトシ / JUN-YA & KAZUYA(BOMB FACTORY) / 能勢裕史(THE REDEMPTION)
-NAVIGATE DJ- ISHIKAWA
セッティング中。ギター3本並べられているの見て。。わぁーーーーーーーフルセットーー??笑笑!!とテンションあがる。そして1曲目から※楽しもうぜコーナー!!ファンの間で浸透しているこのコーナー。誰に言われなくても客席から手拍子が自然に始まる。12弦の曲は髙木フトシの重め楽曲が多い中、髙木フトシ的明るい曲の印象で楽しめる。
何曲か12弦の曲続き。ギター持ち替えて私的ギターの手捌きに注目の曲が続く。髙木フトシはヴォーカリストである認識が強いがギターも魅力の一つだと思う。指の残像が見えて思わず弦を弾く手に注目してしまう。こんだけギターが弾けたら楽しいいだろうなと思いながら彼が楽しそうにギターを弾いている光景を目に焼き付けている。今。軽く「楽しいいだろうな」と言ってしまったが。。多分。凄い練習量なのだろうと推測出来る。そして、この日のセトリはvezのHere we go が聴けた。ギターを弾き倒した彼が「楽しい」と言っていたのが印象的だった。
楽しい時間はほんとあっと言う間に過ぎる。彼から最後の1曲と宣言されると聴き足りないという気持ちになる。もっと聴きたい欲求のまま、本日締めのblind/blindが始まった。
予定のセットリスト歌を聴き終わった後の体感時間は凄く短い。もっと聴きたい欲求ありつつも、聴いて良かった満足度は200%で満たされていた。髙木フトシも歌を聴く、とても濃厚な時間だった。
本編終わって髙木フトシが退場。イベント主催のDJisikawaさんより、オリンピックのサッカー鑑賞のため早く帰宅したいとMCにて発言していた配慮からアンコールはないとアナウンスあった。そんな理由でアンコールないのか?と諦めかけていた。しかしそれも束の間、「1曲だけ歌わせて」と逆アンコールで髙木フトシ自らステージに戻ってきた。
このイベントを楽しみにしていたと話し、共演者と楽屋で楽しい時間を過ごすことが出来たと語る。このイベントのセットリストは明るい感じにしたいと思っていたと。そして、8/15終戦記念日のワンマンの告知。毎年8月にやっているからライブが戦争のことになってしまう。アンコールだけは心のこもった、夏っぽい歌をと。。「命大事にしようぜ」と言い歌い出す。いつになく感情的な「夜空」。本編の空気がガラっと変わる。空気が淀みなく凛とする。観客は髙木フトシの歌に没入する。「命」の重さが加わった歌だった。ちなみにオリンピックのサッカー見るために早く帰りたい発言は冗談だったと。本当に冗談で良かった。。
※楽しもうぜコーナーとは。。髙木フトシが命名。主として12弦の曲での楽しみ方。明るめなアッパーな曲に合わせて演者(髙木フトシ)とお客が一緒に歌ったり、手拍子したりして楽しむ時間。Lost Mercury(アルバムChaos / Ending.M02収録)では自然発生的に客席から手拍子が始まる。