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9/27 下北沢 440"音沙汰良好"-LIVE-

act:高木フトシ / 新井仁 (RON RON CLOU, NORTHERN BRIGHT etc) / 鈴木純也-NAVIGATE DJ- ISHIKAWA

 下北沢にあるライブバー440。DJ石川さん主催のライブイベント〜音沙汰良好〜に行ってきた!!この日は3マン。石川さんのDJと三者三様の音楽が楽しめたイベントだった。

下北沢のライブバー 下北沢440

 440は路面に建つビルの一階。地下にはライブハウス。ガラス張の外観は外からライブステージが見える。内側はその逆、内から外の風景が見える。ガラスの壁で隔たれた外側は人が行き交う現実。内側は演者の音楽が響き、時折地下のライブハウスから突き上げる振動、フロアには日常と違う現実世界が広がっている。ライブハウスのような特有の閉塞感はない。開放的な空間で明るく軽やかなリラックス出来る空気感が漂う。フロアの後方にはステージが映し出されたモニターが設置され、モニター越しに映る推しも良きかな。

 音沙汰良好、イベント3マンの3番手の髙木フトシ。何となく解放的雰囲気のある彼。しかしながら歌はキッチリ歌い切り、魂を込めた歌がこの日も聴けることができた。

モニターに映るステージ

 本編Coldから始まりblind/blind。アンコールの夜空で締まる。計8曲(下記セットリスト参照)。最新曲の透明な錯覚、久々に聴く帰る場所など、短い時間のセットでもこの時世を表現した髙木フトシの世界があった。帰る場所の選曲は彼が何かの映画を観て歌いたくなったという。MCにてその映画タイトルは思い出せないと語っていたが、後日のブログでその映画は「あんのこと」と記載されていた。

 イベントでのMCはワンマンと違って話す機会が多いと言う印象だ。彼自身の興味のある事柄から雑談レベルの内容まで日によって様々である。この日の話題は当日行われていた某政党の党首選挙の結果についてだ。彼は持論を展開していた。
 アンコール前のMCはバンドのボーカルとしての意識についての話。昔はバンドを背負ってヴォーカリストをやっていると、バンドの人気などヴォーカルの責任だと思っていた。若いころはカッコつけて虚勢を張って人を寄せ付けなかったが、いつしか急にこの思いが恥ずかしくなったと語る。現在はフランクに接するように心がけていると。。彼は過去のエピソードを交えて笑顔で話していた。客席からはちらほらと笑いが起きていた。最後に「やるのかなぁーバンド。やるかなー。まぁそれは楽しみにしててください」と意味深な言葉を残して、自身が好きな曲とアンコール曲を曲紹介、夜空を感情いっぱいに熱唱しこの日のイベントの幕が閉じられた。
 
 このあと、「バンドをやるのかな」発言に対して、彼の口から「やる訳ないだろ」と否定する言葉が聞かれた。
 ※髙木フトシがヴォーカルとして在籍していた主だったバンドは
THE HATE HONEY(1996-2000、2002-2006、2020-)
BAD SiX BABiE(2000-2002、2011)
・Gently Weeps
(2007-2010)
vez  (2007-2009、2012-2017)
         ウェキペディアより

左から鈴木純也、DJ石川、髙木フトシ、新井仁

2024/09/27 下北沢440 SET

01 Cold
02 Eiswein song
-mc
03 透明の錯覚
04 バラ色の秘密
05 帰る場所
-mc
06 for green water,,,
07 Blind / Blind

En
01 夜空

髙木フトシ公式HP ブログより転載

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