6/15 浅草 Gold Sounds "Gold Sounds presents『心叫』"

act: 高木フトシ / 三輪美樹生 / 高高-takataka- / O.A成夢

浅草からほど近いライブハウス。浅草 Gold Soundsのイベントに髙木フトシさんを聴きに行きました!
イベントタイトル『心叫』。まさに心が叫ぶ!心で叫ぶ!心を叫ぶ!心の叫び。そんな歌でありました!!

心叫!

浅草GSのフトシさんのステージは真っ暗な暗闇にフトシさんが1人いて青や赤の。。etc。そして光の照明がフトシさんを照らすんです。歌の世界観に合っていてその世界の色を忠実に表現されていると思います。音響もとても良く心地よい音。爆音も静かな音も。絶対に髙木フトシの歌の世界に引き込んでくれる。

深海にいるみたい。。


浅草GSの場所は近く浅草寺があったりと。浅草界隈でぶらっと散歩して。気分良く。そのまま。音楽を聴きに行く。。
それから下町のブルックリンと言われる蔵前からも激近いので隅田川のリバーサイドを散歩。蔵前周辺を探索して夕方から音楽を聴きに。。想像したらなんてシャレ乙な笑

この日のフトシさんはギター1本で登場。エフェクターのピコピコ音から始まる。blind/blind。このピコ音を聴くと。。これがギター1本弾き語りなのかぁ??!!笑
今日も髙木フトシはカッコいいなぁ〜なんてテンションあがる!笑
そして。。髙木フトシ。ただのギターの弾き語りじゃねーな!!を印象付けるイントロ。ただ。でも。まぁ。。。そう思わせる曲はこの曲だけではないというのがホント!笑
2曲目は無知の支配。フトシさんの言う暗い曲が続くのかな。。と予想しつつ。。
この歌はギターも歌も淡々と進んでいく印象。ほぼ終盤で歌詞に「違うよ」っていうフレーズを連呼。ここにフトシさんの無知の支配への心の叫びがあるんだと。ここ。この歌の聴きどころです!
歌もギターもほんとカッコ良い!!!

予想を裏切らず。。WHERE。バラ色の秘密。。と重めな歌が続きMCへ。

フトシさんのワンマンは。ほぼmcがないことが多い。イベントではmcが聞けるのが良いところ笑笑
この日のmcは客席にいた演者の三輪さんとのやり取りありの笑
昔の16日間。飲み続けたと言う伝説の飲み会の話し。。笑
そして次の歌への導入へ。最近。フトシさんは子供の嫌なニュースを見たと言う。ニュースになってるものとなってないものと。世の中には沢山あるんだろうと思って書いた曲と説明してからの『帰る場所』を歌い出す。続いて『冷めた目の子供たち』と歌は続く。。

この2つの歌には「坂道」といワードが出てくる。
子供の頃。坂道って登ったところはどんな景色が見えるんだろう?この先に何があるのだろう?って思ったり。その先の未知にワクワクしたり。してたと思う。
帰る場所がない子供たち。虐げられた子供たちにとって坂道はどう見えてるんだろうなと思ってしまう。子供にとって坂道を登るのって大変ですよね。平たく何もない道よりも坂道の頂上が険しく遠くに感じる。
そんな坂道を登った先に。。両親からの愛情。温もり。幸せ。願いとか。希望とか。あるとして。。子供たちが坂道を見上げたその先に。かつてあった場所。帰りたい場所がそこにあるのかと思う。
あくまでも私の主観です笑

冷めた目の子供たち。大円団で終わりかと思ってたら。。あと1曲あると!!!
本編最後の曲は。。vez(フトシさんvoのバンド)の曲から2択。選曲をお客さんに求めるパターン!!笑
これはあんまりないレアな感じ!!笑
フトシさんはどーしよーかな?と歌詞ファイトのページを迷ってる。。すると2曲イントロを弾いてお客さんに聴かせてるからどっちがいい?と。
イントロ聞いて分かんなかったらどうしようと思いつつフトシさんが弾くギターのイントロを2曲を聴く。。
ギターの音ジャンジャンジャン。弾いてからの「どっちがいい?」笑
あとに弾いたイントロのリクエスト多かった!
最初のイントロはherewego。2曲目のイントロは月の砂の連鎖。迷わず2曲名の『
月の砂の連鎖』を選択。他にも「あと」が良いいう声が聞こえた。
そのお客さんの返答に対してフトシさん「なんだよ笑」と言いつつもお客さんの答えに従って『月の砂の連鎖を熱唱!!
久々のこの歌を聴けて感動してしまった!!
歌い終わった後。フトシさんは「もう一曲!」と言って『Here we go』のイントロをギターで弾き出し歌い出す笑
この曲もバンドさながらサビ叫んで熱唱!!
盛り上がりの中本編終了!!楽しかった!!
結局。選択肢の2曲を歌い切っていた!
こういう自由度はイベントならではで面白いんですね!!

本編終わり。アンコール分も歌ってしまったので。アンコールなしと思いきや。。笑
フトシさんは再びステージに戻ってギターを持ち椅子に着席する。

「大事な人が誰にでもいると思います」と語り出し。5年前の自身に起こった話し。あの時。病気が見つかってなければここにいることはないので。。命は儚いと思ったと。。だからと言って健康を気をつけずカップラーメンが好きで甘いものが好きで太っちゃったと。ロッカーとしてどうなんだ?50過ぎたら。ロッカーやっちゃいけないんじゃないじゃと。。笑
でも。フトシさんの周りにいる先輩はみんな今も元気で現役。自分もまだまだ歌っていこうかと。
この歳だから歌えるなと書いた歌。夜空。

フトシさんは真面目なmcかと思いきや冗談言って。最後は真摯に締める。『夜空』を歌い出した。

このmc聴いたたあとに夜空を聴いたら久々涙出た。
いなくなった誰かを思った訳ではなく。なんかこの歌を歌うフトシさんが尊い。。泣

ずっと聴いていたい髙木フトシの歌。
髙木フトシはやっぱり私の永遠のロックスター


帰る場所   lyrics by 髙木フトシ

あの日に帰ろう少年の記憶に
ふざけた言葉は着く濁る空に

It inlays... Fly…

微かな手がかりを持って 次に君を連れて行こうと思う
聞いて欲しい意味を持って 君に会いに行こうと思う

あの日の僕の目に映った 永遠に続く草原に
吹きすさぶ冬の風が 枯れた葉を揺らしていた
僕はたった一人で そこで夜になるまで泣いてたんだ
帰る場所の無い幼い僕には それしか無かった

あの日に戻ろう 少女の記憶に
消し忘れていた 蒼く濁る空へ

It inlays... Fly...

僅かなぬくもりを持って 次に君を連れて行こうと思う
見て欲しい意味を持って 君に会いに行こうと思う

あの日の私の目に浮かぶ 夜明けまえの都会の色は
誰も彼もが寂しさに崩れて 無色で透明
私は笑うことも出来ず 
声を出して泣くことすらしない
帰る場所の無い幼い私はそれしか無かった

いつも一人 いつも一人だった

道ばたに落ちる紙屑に書かれたメモを握りしめた
約束の無い嘘にまみれた傷を負って 目を塞いだ
人混みを避けて歩いた 人混みを避けて昇った
あの坂道の上に散らばる星を追って

帰る場所の無い幼い僕は
帰る場所の無い幼い私は

It inlays... Fly...

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