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はじめてのアロマハンドクリーム作り

 冬の敵は乾燥。仕事柄も相まって両手はガサガサ。それからメンタルダウン。日の短さや明け方の寒さは私の心を深いところに閉じ込めてしまいます。

 さて、そんな冬の枯木みたいな私を復活させるべく、今日はアロマハンドクリームを自作してみることにしました。ちょっとアロマテラピーの勉強をしているのでその実践も兼ねて。

 (※初心者中の初心者なので、間違ったことを書く恐れがあります。これを読んでもし「私も作ってみたい!」などと思ってくれる方がいましたら、専門書や専門家のお話を参考にされてくださいね!)

 材料はアロマテラピー検定のテキストを参考に、植物油と蜜蝋に精油。今回は保湿効果の高いホホバオイルと蜜蝋は未精製のものを使用します。蜜蝋って聞くとカヌレがたべたくなる。

蜜蝋
ビーカーに入れて湯煎

 ホホバオイルと蜜蝋をビーカーに入れて湯煎で溶かします。沸騰させるとあっという間に蜜蝋が溶けてきたのでガラス棒でかき混ぜます。沸騰させなくても十分溶かせそうです。

 鍋からビーカーを上げて粗熱を取ったら精油を加えます。今回はネロリ、ジャスミン、ジャーマン・カモミール、イランイランの4種。

 不安を和らげ肌を健やかに保つとされるネロリ。同じく心を穏やかにし乾燥肌に作用するというジャスミン(用量注意)。痒みに作用するジャーマン・カモミール。ホルモンバランスを整え皮脂のバランス調整作用があるイランイラン。

精油を加えて混ぜる
すぐに固まる

 精油を一滴ずつ垂らしてすぐにかき混ぜます。すぐに耐熱性の瓶に移し替え固まったら完成です。とっても簡単。

 レシピより少し蜜蝋の割合を少なくしたら、ハードすぎず肌触りもちょうどいい感じに出来ました。

 肝心の香りはというと、イランイランがちょっと強いかな?好きな香りの集合体ではあるのだけれど、アンバランス感があります。全て花から生成された精油を使ったので、揮発するタイミングがほとんどミドルであることも原因かもしれません。次は揮発するのが早い柑橘系や、逆に遅いウッド系の精油を合わせてみようと思います。

 はじめてのハンドクリーム作りは、その工程も楽しくてちょっとした癒しになりました。香りも期待する作用も自分好みに出来るし、何より愛着が生まれます。肌に付けるお守りみたいな感じ。ただ、蜜蝋を使っているので子供が生まれたら使用は控えなければなりません。気をつけないと。

 まだまだ続く冬の日の寒さを、このハンドクリームの香りが和らげてくれますように。


おまけ

夕暮れの町を映す川
うっすら一番星
橙の道標

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