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老母と私の農作ノート119

今日は週末恒例の実家での作業の日。老母と一緒に過ごす時間が増えたのも良いが、それ以上に庭仕事が趣味になりつつあるのも新たな発見だ。暖かい朝の光に包まれて、鳥のさえずりが耳に心地よく響く。少し冷たい風が頬をかすめる中、今日は特に充実した一日になりそうだ。

まず、母と一緒に畑の様子を見に行った。畑には様々な野菜が育っているが、特に目立つのはタマネギだ。しかし、どうやらタマネギはすこし密集しすぎているようで、成長が遅れている気がする。思い切って間引きをするようにいうが、母は亡父から聞いたからこれでいいのだという。もっともこの発言は当てにならないので、今度自分で調べてみよう。

次に、畑の雑草も抜きたいと思っている。雑草が生い茂ると他の作物の成長を妨げるので、定期的なメンテナンスは欠かせない。雑草を抜くことで、畑全体がすっきりとして、見た目も美しくなる。手で丁寧に一本一本抜いていく作業は、心が落ち着く時間でもある。

凍った水道

しかし、今日の主な作業は水道の凍結防止だ。実家には外に水道が4カ所あり、冬になると凍結してしまうことが多い。今年はそんなトラブルを避けるために、ホームセンターで凍結防止用のカバーを買ってきた。カバーは簡単に取り付けられるので、作業もスムーズに進むはずだ。

実家に到着すると、まずは古い箒とちりとりを探し出すことにした。半分毛の部分がなくなった箒に、全体がさびでできているようなちりとり。どちらも年季が入りすぎているので、新しいのを購入した。他にも、水栓やホースなどの工具を用意して、いざ作業開始。

最初に取り掛かったのは、畑の横の水道だ。カバーを取り付ける前に、水道の周りをしっかりと清掃する。箒を使って落ち葉や埃を掃き集め、ちりとりで集めたごみを捨てる。次に、水栓を確認し、凍結防止カバーを取り付ける。簡単に取り付けられるようになっているので、あっという間に完了。
次に取り掛かるのは、庭にある水道だ。ここも同じように、周りの清掃から始める。冬になると落ち葉や枝がたまりやすいので、定期的な清掃は欠かせない。箒で掃き集めた後、水道にカバーを取り付ける。最後に、ホースを片付けておくことも忘れずに。最後に、玄関のそばにある水道にも同じようにカバーを取り付ける。

今日の作業を終えて、自宅に帰ると妻からプレゼントをもらった。今日は自分の誕生日だったことをそれで思い出した。

母は何も言わなかったから忘れていたが、本人が忘れているぐらいだから無理もない。令和になってから自分の誕生日はテレビニュースで思い出すことが多い。2月23日だからだ。

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