老母と私の農作ノート34
今日は寒い日でしたね。土曜日になりましたので、実家の庭整備に出かけてきました。
今日の目標は「バラの植え替え」
ところが例のごとく「高枝切りハサミが必要だ」と言い出す母。
今日は何をさせられるのかと思ったら、西側の窓から見えるビワの木にまとわりつくツタを切ってほしいとのこと。
ビワ自体は先日かなり枝をおとしてすっきりとさせたのですが、落とした枝を太いツタが絡みとめて、完全には片付いていない状態です。いつものように道具の買い出しから始まりました。
今日は近くのホームセンターに出かけて購入することにして、母を連れて出かけました。
「これだけに使うのならどこかから借りてきたほうがいいのに」
と言いましたら、「ビワの実を取ったり、ほかの果実を取るのにも使う」
という母の言葉。
それならということで買うことにしました。
「5メートルくらいの高枝ばさみないかな」
と店に入った途端に店員さんに聞く母。ちょっと待って私が探すからと思ってもすべて店員さんにさせてしまおうという魂胆なのかやたら聞きまくる母。
結局4メートルがいちばん長いということでそれを購入。
「のこぎりが付いたのがいいけどな」
ついているよ母さん。買うときに言ったけどね。
母はボケてはいないのですが、年のせいか物忘れはひどくなったようです。まあ、もともと物忘れは常習犯でいつも携帯やら財布やらを探している人なのですが。
今日もまた「バラの植え替え」は達成できずに終わるのかと思ったけど、意外に早くツタを切り落とし終えて高枝切ばさみの出番は終わり、バラに取り掛かりました。
苗の話をすると案の定、大苗三本ほど母は知り合いからもらってきている。並べて植えるところには6本を植えることができました。もう1本か2本はいけるかもしれません。
写真の手前に土のついた石がありますが、植え替えるために掘っていたら出てきた丸い石。ここの横まで畑を延長しようと思っていたのですが、こんな石がごろごろしていたらいやだなあ。
母が植えた大根はもうこんなになりました。収穫まであと何日かな。60日もすれば収穫ができるようですので楽しみです。
バラを植え替え始め時に母は「昼食会に出かける」と言って車で出かけていきました。
「適当に切り上げておくれ」との母の言葉。たぶん私より母は友人の数が多いに違いない。
それから一時間ほど、チェーンソーをまた取り出して木を切り倒し、枝を剪定して、道路にはみ出したツツジの枝も切り、かなり働いて実家を後にしました。