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内藤ルネ展に行ってきた!
こんにちは~!
私と言えば神戸ファッション美術館!
今、神戸ファッション美術館では特別展示で
内藤ルネ展をやっていました~
展示のテーマは
『Roots of Kawaii』です!
かわいい文化の生みの親ということで
私もかわいいを目指すクリエイターとして
これは行くべきだなと思い行ってきましたので
一部展示品の紹介と感想などを皆さんに紹介したいと思います✨
展示に関しては撮影OKでSNS等で投稿してもいいとのこと
これも特別展示の中ではかなり珍しいです。
①はじめに
内藤ルネ先生については、Wiki等で調べていただくとして
一言で説明すると
あらゆるかわいいものをデザインしたクリエイターです!
イラストはもちろん、雑貨などの企画デザインも手掛けています。
またイラストのタッチもファンシーなものから不思議なものまで、
いろいろ描かれていました。
➁かわいい女の子たち
入口に入ってすぐに戦後の女児向けの作品がたくさん展示されていました✨
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イラストを見た印象としては、レトロなイメージを感じましたが
今の人が見てもかわいいと思える、デザインと色遣いでした!
今でこそ女の子=ピンクや赤という固定概念は崩れつつありますが、
戦後の作品としてはピンクや赤、装飾には花やリボンがたくさん活用されている感じがしました。
先生のインタビューや自伝の文章の引用も展示されていたのですが、
女の子が自分の作品を見て、少しでも女の子に生まれてよかったと
思えるような作品を作ろうと意識していたと記されていました。
その気持ちがお花やリボン、色遣いにも出ていたのかもしれませんね!
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このほかにもかわいい女の子のイラストやマネキン、グッズが
たくさん展示されてました。
この展示の中で一番のお気に入りの子は、下の子です!
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先生の作品の中でも結構現代的なデザインで
目や顔のパーツのバランスも現代のキャラクターに
通づるものを感じました。
あと普通に私好み(笑)
③親しみやすいキャラクター
先ほどの女の子たちはいかにも女の子!って感じでしたが、
頭身が低めのキャラクターも先生の得意分野みたいで、
動物や子供を中心としたマスコットキャラクター達も展示されていました。
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先生の代表的なキャラと言えばルネパンダだそうです。
かわいくもコミカルな表情が特徴のパンダのキャラクターです。
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パンダ以外にもかわいい動物のキャラクターグッズがたくさんありました!
私も動物のイラストはたくさん描くので、結構勉強になりました!
色遣いや表情によって動物にキャラクター性を持たせ、
かわいらしさを出していました。
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文房具や雑貨のマスコットキャラもデザインされてました。
先ほどの女の子たちとは違って頭身が
低い人間のキャラもデザインされてました。
こうしてみると昔のイラストレーターやデザイナーはなんでも描けるんだなと思いました💦
④ちょっとディープなイラストも
ちょっとリアルでシリアスな感じの作品も結構ありました。
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先ほどのかわいいとはちょっと違った作品もたくさんありました。
シックな色遣いをした作品もあったり、ゴスロリテイストな作品も
また先生は同性愛者だったらしいそうで、
同性愛者が今ほど理解されていない時代の悩める少年を
イメージしてデザインしたそうです。
当時他の作者が描いていた女の子のイラストには魅力を感じていたそうですが、男の子のイラストには魅力を感じていなかったそうです。
そこから自分の理想の男の子のイメージを形にしていったそうです。
有名なゲイ雑誌の薔薇族の表紙も長いこと描かれていたとか。
本当になんでも描かれるなと思いました。
⑤食べ物もかわいく
食べ物とくにフルーツや野菜にもかわいいという感情を抱いていたそうで
それを自分なりにデザインされてました。
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特にトマトがお気に入りだったそうで、
冷蔵庫をあけたときに赤く輝くトマトに特別な気持ちがわいたとか
先生のイラストは食べ物までかわいい。
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⑥総括
いつも私の作品を見てくださる方ならわかるかと思いますが
私の作品もかわいいをテーマにしています!
今回の展示会で思ったのは、
かわいいと一言でいっても、
かわいいにはいろいろあるんだなと感じました!
華やかなかわいさ
愛くるしいかわいさ
奥深いかわいさ
リアルなかわいさ
まだまだ出会っていないかわいいがあるなと思いました。
また私から見るとおばちゃん、おばあちゃんぐらいの方も結構いて、
皆さん展示を見るというよりも
懐かしいものを見る感じでいました。
絵の勉強で見ていたのは私くらいかな💦
よかったら皆さんもかわいいのルーツを感じに
行ってみてはいかがでしょうか~♬
⑦おまけ
おみやげも売ってたので、買ってしまいました~
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アートパネルやキーホルダーはいろいろな種類があったのですが、
どちらも一番お気に入りなベレー帽の子にしました。
アートパネルはパソコンの前において、
イラスト活動の励みにしたいと思います(笑)