鯖のスパイス煮込み
朝市場に行った。備忘録として今日買ったものの値段を記録しておく。
インゲン豆buncis1袋3000Rp、にんじんwortel2本4000Rp、きゅうりtimun4本14000Rp(1kg)、にんにくbawan putih(200g)10000Rp、バワンメラ(200g)6000Rp、ヤングコーン1袋4000Rp、なす2本4000Rp、レモングラス2本1000Rp、キャベツkubis半玉5000Rp、トマト1kg5000Rp
鶏肉1kg35000Rp、サバtenggiri500g45000Rp(1kg70000Rpと言われたと思うが90000Rpで計算)
パパイアpepaya(1kg9000Rp)11000Rp、すだち2個3000Rp、テンペ1袋2000Rp
市場で買ったサバでスパイス煮込みを作った。Ikan Bunbu Kuningである。
3種類の生姜とウコンとクミリというナッツ、にんにくと赤玉ねぎ、大小の唐辛子に、小エビ発酵ペーストのトゥラシ、塩、砂糖、胡椒、コリアンダー、味の素、水を入れてすり潰す。そこにたっぷり目の油を入れて、炒める。長めに炒めて煮詰まってきたら、水をたっぷり加えて沸騰したら魚を投入。5分ほど煮込んで、トマトとクーマンニーという香草を入れて火を通して出来上がり。今回は、カサ増しのためゆで卵を4つ投入した。
なかなか美味しくできた。サバが高級だからか。今日は市場で初めて魚を買ったので、訳もわからず高級なサバを買ってしまったが、次はもっとリーズナブルな魚で挑戦してみよう。
時間をかけて作るので、いつも2食分あるいは翌日分もあわせて作る。冷蔵庫に保存する鍋が大きすぎるし、料理を移すための容器もない。電子レンジというものがないので、再度温めるには鍋にかけないといけないので、冷蔵庫保存は少しめんどくさを感じた。そんなこんなで、鍋のままサランラップをして放置していたのであるが、夕ご飯の準備をしようと台所の鯖料理を見ると、覆っていたラップが破られ、何者かに卵を齧られていた。ネズミである。台所といってもいつも行き来している廊下にそのままつながっているし、昼間は人の気配を感じて出てこないだろうとタカを括っていた。本人を見たわけでないので、確証は持てないのであるが、サランラップはめくれ、残っていた卵は2つとも大きく齧られた痕跡があったので、やはりネズミであろう。
同じく午前中に作ったインゲン豆とヤングコーンの野菜煮込みはアリの餌食となっていた。齧られたと思われるものだけ捨てて、残りのサバを食べようかとも思ったが、ネズミはバイ菌の媒介者でもあるので、流石にそれは無理だろうと思い、泣く泣く料理を捨て、晩ごはんはワルンで食べることにした。
ナシチャンプルが24000ルピアであった。白ごはんにアヤムゴレン(鶏唐揚げ)とテンペと卵ともやし炒めとサンバルのチャンプルであったが、1品5000ルピア程度か。ワルンはごくごく庶民的な店で近くの大学に通う学生も食べにくるようなところなので、学生街の定食屋のような感じか。感覚的には物価は日本の半分程度というところだろうか。
45000ルピアもしたサバを半分も食べないうちに失ったのは悲しいが、ワルンのお兄ちゃんの笑顔に少しだけ心が癒えた。240910