消費税を25%の現実を主張する国会議員へ体験させたい

消費税の税率をアップさせたい国会議員がいるらしい。今耳にしている最高税率は25%。現在の2倍以上。軽減税率分では3倍以上の増税。それってどんな世界だろう。

夕ご飯にお弁当を買うことがある。夕食なので割引のシールが貼られる頃を狙って行く。今日は20%引きとなっていた。398円のお弁当が79円引きとなっていた。319円である。消費税はその他の購入品と合わせて計算されるのでこのお弁当だけの消費税はわからないが、8%で再計算すると344.52円となる。もとより安くなっているのでいい。しかし25%が適用されるとどうなるか。計算してみると、398.75円となり、せっかくの値引きがあまり意味を持たなくなる。30%の値引きシールが貼られるのを待って、お弁当の争奪戦か。

家の周りにいくつかスーパーとか食料品を扱うドラッグストアとかがある。それらを巡りながら、この商品はここが安い、と思っていてもいつの間にが値上がりしていることに気付くことが多くなった。それも増える幅が10円、20円と高い。そういう情報を日々アップデートしながら買い物をしている。そんな苦労をしながら買い物を、生活必需品の買い物をしているのに、消費税増税論議。眩暈。

消費税増税を訴えている国会議員は、国民の模範として、自主的に消費税を25%に計算し直して、支払いを終えたらどうだろう。ちょっと手間だし、もらったお店側も経理的にどう処理するのか課題はあるが、少なくとも国民に将来、消費税増税と求めるなら、予め自ら実践し、机上の空論ではなく、行動で国民に示してもらいたい。

とはいえ、こんなことをする国会議員はなく、仮にこんなことがルールとして決まっても、買い物は全て秘書に任せ、秘書は「国会議員ではないから対象外」とか「秘書が持っているものが偶々欲しかったものなので金銭を払って譲ってもらった」などという、非常に見苦しい政治家が現れるんだろうなと予想してしまう。

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