三行日記:この日常を噛み締めて過ごす。
今年の正月から、
「三行日記」
なるものを続けている。
元々日記なんて縁遠いものだと思っていたが、何故か5月の今日まで続いている。
きっかけは、最近自律神経への介入に興味関心が向き始めた時に、一冊の本を偶然見つけたからだった。
小林弘幸先生は、自律神経研究の第一人者でおられるそうで、自律神経をコントロールする様々な方法を模索した結果、この「三行日記」という方法に辿り着いたそうだ。
やり方は、至って単純。
1行目:今日いちばん失敗したこと。または嫌な感情。
2行目:今日いちばん感動したこと。
3行目:明日の目標。
・寝る前にひとり机に向かって書くこと。
・1、2、3の順番で書くこと。
・簡潔に書くこと。
・必ず手書きで、ゆっくりと、丁寧に書くこと。
・時々、書かない日があってもOK!(これは嬉しい)
とまあ、こんな感じである。所要時間はまあ、2−3分。
心の不安が消えたか?ストレスに強くなったか?血流が良くなったか??
正直、分からない(笑)普通は胡散臭いと思いますよねえ(笑)
ただ、日々を大切に過ごすこと に役立っている感覚はある。
・今日は嫌な感情や失敗があったけど、それを文字にすることで、一旦吐き出せる。完全にスッキリする訳ではないけど。。
・感動したことを文字にすることで、日々の生活に隠れている素敵な瞬間を振り返ることができる。
・明日の目標を文字にすることで、翌日朝通勤中の車で、それを思い出すことがある。それは1日の始まりとして、心を落ち着かせ、集中させてくれる。
今後も、続きそうな気がする。
私の患者さんの中にも、日記をつけている方は沢山いらっしゃるが、どんな気持ちで書いて、振り返る時はどんな気持ちになるんだろう。
こんど、聞いてみよう。
日々は自然に、しかしあっという間に過ぎ去る。
三行日記が自律神経を整えてくれているのか?それは定かではない。
でも、大切な1日1日を噛み締めて過ごすために、私にとって、今のところ助けになっているのが、この日記である。