両親、振り込め詐欺に遭う
■2018年(両親76歳)
留守電の様子:
二人ともはっきりしている。この年はまだしっかりしていた。
10/26 両親、振り込め詐欺に遭う!!
公共料金の払い漏れがあるみたいな電話がかかってきて、それを信じて近所のスーパーの中にある銀行ATMに二人で出向き、そこでまた詐欺師に電話し、説明されるがままに振り込みをしてしまう。
この日の夕方だったか翌日だかに、父と電話中、父がちらっと「大変なことがあったんだよ」みたいな一言を言ってきたので、それを追究したら、最初は隠したがって濁していたが、しつこく問い詰めたら、詐欺に遭ったと打ち明けてくれた。
驚いて実家に出向き、母にも詳しく聞くことに。
最初は二人して私に隠す素振り。問い詰めて事情を把握。
銀行まわりは危ういと肌で感じ、以降、なるべく銀行の手続きには私も同行するようになる。
10/28
詐欺事件を受け、お金周りの管理に危機を感じ、母に通帳袋の通帳がなんの通帳なのか、1枚1枚一緒に確認して教えてもらう。
母は、最初は私の詮索にちょっと警戒気味だったが、私の真剣さが伝わったのか、一緒に確認しているうちに共同作業のような感覚になって二人で一生懸命になっていた。
10/29
母と銀行回りをし、暗証番号などを一緒に確認する。
振り返ると、この詐欺事件を皮切りに、認知症の兆候がじわじわと表れ始めたかなぁと思う。
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