散歩と写真 20/? 朝ごはんを食べに
先月、妻の提案で朝ごはんを鎌倉に食べに行こう、という話になった。
時は湿気と気温との戦いが始まる6月。高い湿気と気温は体力を奪う。
唐突に海に行きたくなる。そういうことあるよね?
人混みが嫌いな夫婦。都内のちょっとした人気スポットすら臆してしまうのに、夏の鎌倉なんて。
人混みが混み混みしているので、「始発で行って、昼には帰ってくる」そんな旅にすることが迷いなく合意された。
月一ぐらいでそんな日をつくれたら贅沢だなと思ったけど、できないことではない。よはくをつくるのは硬い意思。
「「頑張る」は惰性、「休む」は意志の賜物」by借金玉。
よはくisパワー、よはくisスキル、よはくisマインドセット。
ただ、この習慣の唯一の障害はぼくの朝の弱さ。横浜駅ぐらいまではほぼ意識がない…
朝の鎌倉はまだまだ静か。住んでいる世田谷の家は閑静な方だとはいえ、人の気配が多い。
鎌倉の朝の空気を吸い込み、のんびりと歩く。
駅から少し歩いたところに市場があった。お洒落な街角に佇むブリキ感ある市場。
新鮮で安い野菜を見て心が躍る。電車代考えると結局安くはないんだけれど、瑞々しい野菜に触れてその日の夕食にするのは健全な気分。
リュックに入るだけの野菜を買い、市場を後へ。
先月は海のほうに行った。
今月は北鎌倉へ。海とは真逆、山とは言わないまでも丘といえばいいのか、傾斜がある地域だ。山と海があるなんて。そりゃあ幕府つくるよなぁ。
駅のそばにおにぎり屋さんがあった。しらすとめんたいこのおにぎりを頬張る。
前回は別のお店で卵かけご飯を食べた。こういうのがいい。
店の外に出る。
北鎌倉の裏にある円覚寺に足を向ける。まだまだ人がいない8時台。日陰は涼しく、風で揺れる緑は爽やかだ。風鈴とセミの音が聞こえる。
風鈴が多くある階段。涼しい。
唐突に妻がおみくじを引いた。第1番の大吉。剛運。
当たり前っちゃ当たり前だけどそれをすることが大切なのか。
ゆっくり寺を降りる。
9時過ぎになると海外からの観光客で賑わう。暑いけれど、どの方も顔が晴れやか。
海外、何年も行けてないなぁ。
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一学期が終わり、一息ついた。止めてた曲を作りはじめる。
最初は全くやる気にならなかった。ただ、30分だけ、と思って気軽に譜面を書いてたら思いの外いい感じのモチーフが出てきた!