散歩と写真10/?
世田谷美術館の塔本シスコ展へ
正直、絵柄的に自分の得意な方ではないのだろうなと勝手に感じていた。奔放でピュアなイメージをいつも避けてしまう傾向にあるけれど、これは本当に良かった。
鳥や草花のタッチの躍動感というか。瑞々しくてあったかい。
大きな声で歌う鳥、というタイトルだった気がする。右の鳥の嘴がいいなぁと。あとそれを筆を持って描くシスコさん。
団地の四畳半がアトリエだったとのこと。家族と暮らしもモチーフの一つ。
金魚の尾びれの感じが圧巻だった。
晩年、認知症になりながらも誕生日に贈ってもらった花と月
いろいろなものをキャンバスにした。無邪気なおばちゃん。