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子どもが不登校になる兆候

こんにちは、ふっきーです🙂
私は、12歳から18歳の中高生を主の対象とした全寮制の教育機関で、指導員として虐待、不登校、非行などを抱えた子どもたち(とその親御さん)の将来の自立にむけた支援を13年間行ってきました。
そして、プライベートでは絶賛育児中の二児の父です。
そんな私が、指導員での経験や日々の生活の中から感じたことを発信することで、日々奮闘するお父さん、お母さんのお役に立ちたいという想いで記事を書いています💐


今日は

『お子さんが不登校になる兆候』


についてお伝えしたいと思います💐

  • うちの子が不登校になるのでは?

  • うちの子グレるかも?

と心配しているあなたにお届けできればうれしいです😌

では、よろしくお願いします😌


私は冒頭でもお伝えしたとおり
仕事の中で様々な子どもたちと関わってきました🏫

特に個別面接では子どもたちと一対一で話をすることで
その子の課題や長所などに触れ、助言や指導を行いますが
助言、指導は子どもたちの現在のみを見て、するのではなく
事前に子どもたちのことをよく知るために、ヒヤリングや知能テストなどを実施し、その子の資質やその子の過去についてじっくり調査させてもらい、その調査結果を元に行います📝

そして、
調査資料を読ませてもらい、
その子の過去を覗かせてもらうと

「あ、この子は、ここでつまづいて、学校に行けなくなってしまったな😓」

というような人生のターニングポイントが見えてくることが多々あります。

みなさんの中には、人生のターニングポイントというと、

『一本道を歩いていると現れる二股の分かれ道』

をイメージする方も多いのではないでしょうか?🤔

そして、そんな分かれ道にさしかかったあなたはきっと
その場で立ち止まり、どちらの道が正解かを考えますよね?☝🏻

ターニングポイントではどなたも同じようにすると思います。

しかし、私の出会った子どもたちやその親御さんは、
子どもの人生のターニングポイントを見過ごしてしまったり
どの道に進むかをじっくり考えられなかった方たちが多くいます。

そう言うと、

「人生のターニングポイントなんだから、見過ごすはずがない😡」
「私たちはターニングポイントでじっくり考えている😤」

と思われる方もいるかもしれません。

では、なぜ、ターニングポイントを見過ごしてしまうのか?🤔

それは、このターニングポイントは、イメージのような

『目の前に突然現れる二股道』

の形をしていないからです‼️

どういうこと?と思われますか?

では、
あなたは、こんな経験はありませんか?

車を運転していて、自分でも知らないうちに右折専用車線を進んでしまっていて、その車線の車の流れに一緒に進んでいたら、交差点ではいつの間にか自分も右折せざるをえなかった。🚗

例えるならそんな感じかもしれません

つまり、道の選択は、実はターニングポイントの前段階の小さな選択からすでに始まっており、いざ、分かれ道についたときには、知らず知らずのうちに一方の道を進んでしまっているのです。

それでは、

ターニングポイントの前段階で現れる
不登校につながる兆候はどのようなものがあるのでしょうか?🤔

今から私が子どもたちを見てきた経験から大きな二つの兆候についてお伝えします。

⚠️最初に断っておきますが、これから私のお伝えする内容に当てはまったからといって、直ちにお子さんが不登校になるとは言いません。

私は私自身の経験から子どもたちが学校に行けなくなる兆候をお伝えしますので、日常生活の中で小さな選択をする上でのあくまで一つの参考として頭の隅においてもらえたらうれしいです。

兆候その1 『信頼できる先生の異動』

多くの時間を学校で過ごす子どもたちにとって、先生は一番多くの時間を共にする家族以外の大人です🧑‍🏫
その中で、信頼していた先生がいなくなってしまうことは心のよりどころを失うことを意味します😔
そして、学校という行政組織では、同じ先生が異動先から関わり続ける仕組みになっておらず、先生の意向に関係なく、その関係性はブツリと切れてしまいます。
つまり信頼できる先生の異動は子どもたちにとって大きな環境の変化になる可能性があります。

心の拠り所を失った子どもたちの宙に浮いてしまった気持ちはとても繊細です。
相談相手、支えてくれていた人がいなくなることで、学校生活の中でこれまでできていたことができなくなるということもあります😰

また
「信頼できる先生=優しい先生」
「信頼できる先生=ベテラン先生」
でなかったりもします。
子ども思いで優しい先生や経験豊富なベテラン先生が後任となったとしても、相性が合わないと信頼関係の構築は難しく、信頼できる先生を失ったという喪失感もマイナスに作用して、新たな信頼関係の構築をより一層困難にしたりもします。

「あー、このタイミングでこの子に寄り添ってくれる先生がいたら、学校生活違っていたかもな😥」
と私が子どもたちの記録を読んでいて悔しい思いをすることがありました。

兆候その2『お子さんの発達特性から目を背けていませんか?』

あなたは、発達障害や自閉症スペクトラムという単語を聞いたことがありますか?🤔

おそらく、この記事を読まれている方は一度は耳にしたことがあると思いますので単語の説明は省略します。

障害、自閉症というと特別な病気と思うかもしれませんが、今は、発達障害や自閉症スペクトラムの傾向を持つけれど、診断はつかない(断定できない)いわゆるグレーゾーンと言われる子どもたちが非常に増えています😌

これは、つまりあなたのお子さんも何かしらの発達特性を持っていることを意味します😳

さて、今、「あなたのお子さんも何かしらの発達特性を、持っています」と言われてどう感じましたか?🤔

「嫌だな💧」と思いましたか?
「そんなことはない‼️」と反発したくなりましたか?

私が受け持つお子さんやその親御さんの中には
「障害」という言葉に対する拒否反応が強い方が多く、

「障害者と思われたくない。」
「なんとしてでも普通学級に行かせます。」

という強い意志からお子さんの発達特性を受け入れられないという方がたくさんいます

では、その強い意志は誰のためのものでしょう?🤔

お子さんの状況と学校の状況によって正解はそれぞれですので、ここで、障害を受け入れろ、特別支援教育を受けろといった話を持ち出すつもりはありません🙂‍↔️

しかし
「あー、このタイミングで、この子の特性を分かってもらって適切なサポートをしてくれていたら、学校生活違っていたかもな😟」
と私が子どもたちの記録を読んでいて悔しい思いをすることも事実としてありました。

いかがでしょうか?😌

今回は私の経験から
ターニングポイントの前段階で現れる
お子さんが不登校になる兆候
として共通していると感じている二つのポイントをあげました。

どちらも、それだけで見ると、
お子さんの人生を左右する分岐点には見えませんよね?🤨

しかし、これらの兆候を放おっておくと気づかぬうちに不登校の道に進んでしまっているかも知れません😨

不登校のターニングポイントは二股道で

左:不登校になる
右:不登校にならない

の二択で現れるわけでなく、

日々の小さな選択で進む道を選んでいく

ということなのです。

では、

「日頃からどうすればいいの?😓」

という声が聞こえてきそうです。

まず、お子さんのことをよく観察してください👀
そして、お子さんの話を聞いてあげてください🐘

親自身が聞きたいことがある時に話を聞くのではなく、
何か良くないことが起きたから話を聞くのではなく、
普段からお子さんの話を聞く習慣をつけましょう。
なにも、親子会議ではなくていいのです。
一言二言でもかまいません。
そういった会話ができるうちに話ができる関係性を作っておきましょう。

観察のポイントについてはこの記事に書いていますので読んでいただけたらうれしいです👇

ここまでお読みいただきありがとうございました。

私は、不登校になってしまった子どもや非行少年たちと出会う中で
「もっと早く、周りの大人からサポートやケアが適切に受けられていたら、この子の現状は違っていたかも😥」と悔しい思いをすることが多くありました😖
そこから、子どもたちが明るい未来✨を描くためには
子どもたちがまだ家庭で生活できているうちから
周りに大人ができるだけ早く必要なサポートを提供してほしいという思いからnoteで発信をしております💐

今回の記事が

・お子さんが不登校気味
・お子さんに非行傾向が見られてきた

といった小さな違和感に気がついた
お子さんにアンテナを向けている親御さんの力になれたら嬉しいです😌

さいごまでお読みいただきありがとうございました💐✨

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