ポケットWifiってめんどくさすぎませんか?「選ぶのが大変」
定期的に引っ越しをしているので、取り回しが便利。という理由で、自宅のネット回線はポケットWiFiを利用しています。
最近では
・使える通信量が多い
・安い
・たくさんのデバイスを接続できる
など、良い事ばかりです。また、引っ越しをする時も、手続き不要なので、とてもも助かっています。(工事も不要ですし。)
ですが、それでも「ポケットWiFiはめんどうだ」と思っている話です。
ポケットWiFiを契約するなら、それなりの覚悟が必要。
ポケットWiFiの最安値を探すのがめんどう
まず、メンドクサイと思うのは最安値を探すときです。
多くの商品やサービスは、提示価格が購入価格になります。
しかし、ポケットWiFiの場合は「キャッシュバック」という、ありがたくも、めんどうなシステムがあります。
そのため、実際の価格だけでは無く、キャッシュバックを加味して費用比較が必要です。
・月額は高いけど、キャッシュバックも大きい
・月額は安いけど、キャッシュバックは小さい
・月額普通、キャッシュバック普通
こういった選択肢から、最適解を探すのは大変です。
さらに、提携しているサイトによって、キャッシュバック金額が変わったりして、最安値を見つけるのがさらに面倒になります。
ポケットWiFiはきめ細やかな管理が必要でめんどう
ほかにも、ポケットWiFiで面倒だ。と思うことがあります。
それは、細かな管理が必要なこと。
・キャッシュバックをもらう方法が煩雑
・キャッシュバックをもらえる時期が決まっている
・期間限定割引以降は価格が高い(乗り換え必須)
・利用できる通信量が決まっている
特に手間がかかるのは、キャッシュバックと乗り換えです。
キャッシュバックはリマインダーの設置が必須
ポケットWiFiのキャッシュバックはかなり大きな金額の設定になっています。
数万円のキャッシュバックがあるので、取りこぼしをすると大きく損をします。
しかし、キャッシュバックの期間が決まっていたり、手続きが面倒だったりします。
そのため、スマホのスケジュール管理帳などに登録をしておく必要があります。
私が悪いのですが、一度忘れて、がっかりしたことがあります。
だいたい2年ごとに乗り換えしないと損をする
一度ポケットWiFiを契約すれば、それでOK。というわけではありません。
ポケットWiFiの多くは、期間限定割引があります。
・~2年目:3,500円
・2年目~:5,000円
こういった価格設定がされてる場合もあり、2年ごとに乗り換えをしないと出費が増えます。
また、乗り換えをする場合は、またキャッシュバックの対応が必要です。
・ポケットWiFiを選ぶ
・キャッシュバックを申請する
・ポケットWiFiを選ぶ
・キャッシュバックを申請する
このフローを永遠と続けていく必要があります。
要望:わかりやすい価格設定になってほしい
かつて、スマホの料金もこのような形が多かったように思います。(キャッシュバックはもう少しカンタンでしたが)
記憶はさだかではありませんが、昔スマホの契約を乗り換えた時、スマホ代以上の金額のギフトカードをもらった気がします。
今では、わかりやすい料金設定になってきて、比較もしやすく便利です。
楽天モバイルなどは、上限額が固定されていて、それまでは使った分で価格が変わる。といった、わかりやすい設定です。
ポケットWiFiについても、同じようにならないかな。と思います。
「考察」ポケットWiFiがめんどうなのには理由がある
サブスクリプションというサービスがあります。
これが流行っている理由は、儲かるからです。
その理由は3つあります。
1.将来の収入が予測できる
2.予測の収入に対しての投資判断が出来る
3.契約して使わない人がいる
とくに、サブスクリプションでは、3番目の「契約だけしている人」が大きな利益をたたき出しています。
動画配信などは、閲覧数が増えれば増えるほど、原価が増えます。
契約だけしている人は、ほぼ原価0円で売り上げだけあがるので、丸儲けです。
これと同じようなことが、ポケットWiFiでも起きています。
つまり、キャッシュバック漏れと乗り換えしない人がポケットWiFiの利益の源泉
結論です。
ポケットWiFiについては、キャッシュバック漏れをする人と、乗り換えない人が、利益の源泉になっています。
だからこそ
・キャッシュバックをわかりにくくする
・2年経過後価格を上げる
といった料金設定になるインセンティブが発生します。
しかし、これは「顧客目線で無い商売」とも言えます。
競争が激しい中、料金設定を変える判断をするのは、企業としても難しいのは充分に理解しているつもりです。
それでも、どこかの会社が、わかりやすくずっと安いサービスを作ってくれないか。と思ってもいます。
シャトレーゼのお客様目線を知った今、余計にそう考えてしまいます。