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バラエティー番組の予告にモヤモヤする話。「邪魔」
バラエティー番組が好きで、よく見ています。
基本的に、テレビは全て予約したものだけ。を見ています。
理由シンプルで、テレビを見る時間を抑制するためです。
平日にテレビを見る時間は、NHK放送文化研究所の2015年の調査では、3時間18分。のようです。※若者は一時間半くらい。
テレビの視聴時間が長いと、幸福度が下がる。という研究もあるくらいなので、長時間のテレビ視聴は控えたい。
そのための方法として、録画したものだけ見ています。
ですが、予約したバラエティー番組を見ていると、モヤモヤすることがあります。
そんなもやもやの理由と考察の話。
バラエティー番組の最初に予告を入れるのは辞めて欲しい。
テレビを録画する時と、生で見る時には2つ大きな違いがあります。
1.録画の場合、CMは飛ばす
2.視聴する意志が録画の方が高い
今回主に触れていくのは、2つ目の「録画番組は視聴する意志が固い」ということ。
テレビの予告は、リアルタイム視聴者をターゲットにしている
テレビ番組では、ちょっとした予告があります。
・番組でウケたこと
・とくに力を入れている部分
こういった場所の切り取りが、番組の開始前やCMの前に入ります。
これは、リアルタイムでテレビを見ている人が、チャンネルを変えないために設定されているはずです。
テレビの予告は、面白さの前借り
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CMを視聴してくれるのは、リアルタイムで見ている人です。
つまり、テレビ局が合理的に考えればバラエティー番組では、ちょっとした予告を入れるべきでしょう。
しかし、これはリアルタイム視聴者を増やす。ということと引き換えに、番組自体の面白さを前借りしている。と言えます。
バラエティー番組の予告は、ある意味「ネタバレ」です。
録画で視聴する人には、むしろ邪魔なだけ。と言えます。
とはいえ、録画の人を優先すると、広告費が成り立たない
では、バラエティー番組の予告ネタバレを辞めるべきか。といえば、答えはNO。
なぜなら、録画でテレビを見る人を優先した場合は、広告費が稼ぎにくくなるからです。
「考察」バラエティー番組は配信向き。ニュースやドラマはテレビ向きかもしれない
最後に考察です。
あまりに多くのエンターテインメントを視聴することができる現在。
かつては、テレビがほぼ、全てのエンタメを家庭に届けていました。
しかし、今では多くのサービスが身の回りにあります。
そう考えると、バラエティー番組は配信に特化していく方が、無駄なネタバレも防げるので良いかもしれません。
厳しすぎるコンプラについても、配信の形式にして、視聴者に制限を付けることで多少は緩和出来るでしょう。
一方、リアルタイムで情報が必要になるニュース。続きが気になって、一秒でも早く見たくなるドラマはテレビに合っていると思います。
・放送時間の短縮
・放送番組の縮小
テレビの未来は厳しいです。
しかし、配信サービスとの連携が出来れば、これまでのノウハウを活かした生き残りの道があるように感じます。