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僕は会話がうまくできない
会話のキャッチボールという競技があるとしたら、僕は小学校低学年の試合でもベンチウォーマーに違いない。
話をしていると、
「つまりこういうことですか?」
「えっ?どういうことですか?」
「それで?」
とよく聞き返される。
どうやら主語がなかったり、話があちこちにとんでいて結局何が言いたいか分からなくなるらしい。そりゃそうだろうなと自分でも納得しているのは、自分でも途中から何をいっているか分からな
2013年、人を不快にする天才といわれた時代①
2013年6月。
携帯の電源を切った。
死んだほうが社会のためだ、と言われ、会社にいることができなくなり、昼休みに何も言わず逃げだしたからだ。
連絡がくるのが怖くて、そのままあてもなく歩くことにした。
誰とも連絡したくない、人間関係を絶ちたいと思い、ふと新宿に行こうと思った。きっと雑踏の中の一部になることで自分の存在も薄れて、何かのその他大勢になって消えていけばいいと思っていたんだと思う。