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僕は彼女の抱き枕。

ごく普通の夜。

僕は今か今かと待ち望んでいた

謎に正座して…


美羽:○○〜、寝るよ〜


きたっ!

僕の彼女は可愛いもので

僕を抱きしめながらじゃないと寝れないらしい


○○:はいっ!寝ます!

美羽:なんで敬語なの…

○○:気合い入っちゃって…

美羽:…?変なの…


ふふふっ…///

美羽は隙あらば僕の手をにぎにぎしてくる

どうやら落ち着くらしい

目を見つめながらにぎにぎしないで

なんか変な気分になってくるから


美羽:…寝室いこ?

○○:うん、行こうか


手をにぎにぎされながら、寝室へ

美羽の顔を見てみるともう半分程寝てた

そんな美羽ちゃんも可愛いです

寝室に到着

美羽はぼふっとベッドに倒れ込む


美羽:ん〜…○○〜


手をいっぱいに広げ、僕が腕の中に収まるのを待っている

あぁ…今から娯楽のひととき


美羽:…はやくぅ……

○○:はいはい

美羽:んへぇ///…○○の匂い落ち着く……

○○:それはよかったよ

美羽:…ぎゅーっ

○○:ちょいと苦しいかも〜

美羽:……スースー…

○○:…ふふっ、おやすみ美羽


美羽のおでこに軽く口付けをして僕も眠りにつく

…ここからが問題なんです……



○○:……スースー…

美羽:…んぅ〜……やぁだ…行かないでぇ……


するとものすごい力で体を締め付けられる


○○:っ!?いててて…

美羽:…う〜ん……


突然、美羽の拳が僕の腹にめり込んでくる


○○:がっ!?


そう…美羽はとんでもなく寝相が悪い

殴る、蹴る、締め上げる…MMAかな?

いつもボロボロにされるんよ…

抱き枕というよりサンドバッグだよこんなの

じゃあ、なんで一緒に寝ているかって?

そりゃこんな可愛い子に痛いことされるのはただのご褒b…

美羽が幸せを感じているからですよ、もちろん


美羽:ん〜……んっ!


美羽の膝が僕の股間にクリーンヒット

僕はそのまま悶絶し、ベッドからリングアウト


○○:……っ!


クリーンヒットすぎて声が出ないよね

あれ…?意識が遠のいていく…



美羽:…んぁ?…朝……○○おはよ…ってあれ?

美羽:トイレかな?…まぁいいや、起きよ


ベッドから立ち上がり、一歩踏み出した瞬間

…なにかを踏んだ


○○:ぐえっ!?

美羽:きゃっ!?

○○:……お、おはよ美羽ぅ…

美羽:ごめん!まさかそんなとこにいると思わなくて…

○○:い、いいよ…ご褒美だから…

美羽:えっ?なんて?

○○:なんでもないです

美羽:う〜ん…ベッドもう少しだけ大きいの買った方がいいかな…

○○:いや!このままで…美羽とよりくっつけるからさ

美羽:っ///そ、そぉ〜?ならいいけど…


寝起きすっぴんとは思えん、可愛すぎる

このギャップね

飴と鞭みたいで興奮するわ


美羽:なんでニヤニヤしてんの?

○○:へ?

美羽:…ちょっとキモい

○○:はぅ…!



その日の夜。

僕にバックハグをしてる美羽が一言


美羽:ねぇ…眠たい〜

○○:そうだね〜

美羽:ねよ?

○○:おし、寝るか

美羽:このままおんぶで連れてって〜

○○:しょうがないな〜


二人で寝室に向かう

今日も…ご褒美を沢山頂いてきます


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