140日目 災害支援をビジネスに
おはようございます。我が家の狭いベランダの家庭菜園で、今年はミントを植えてみました。ミントは爆発的に増えて翌年もその翌年も出てきて大変という話を聞きますが、まぁそれはそれでと思ってます。その鉢に昨日の雨で、カタバミの間に小さなキノコが生えてました。ヒトヨタケの一種っぽい。
さて、タイトルの件ですが、タイトルだけでもう炎上しそうですw
ボランティアの人数割合は、作業系の人が圧倒的に多い
災害支援ボランティアとして、自分の団体だけでなく他の団体の方との接点もたまにあるのですが、その多くの人たちは、力作業が得意な人たちです。そういう仕事や経験を積んでいる人たち。だからブロック塀を崩して運ぶとかが効率よくできます。普通の人は、効率よくどころか、出来ないですよ。さすがです。
一方で、その方面も得意だが事務方面も得意という人は普通いないので、結果的に事務系をてきぱきできる人はかなり少ない。
私はというと、これまで事務系の道を歩んできたので、事務系の経験あり、作業系はゼロというレアキャラ側の人です。得意かっていうとアレですが、経験していない人よりは知ってます。
人間としての能力が高い低いではなく、個性みたいなものなので、まぁそうだよねという感じです。
事務系の仕事が滞る対策は、事務系の人に入ってもらうこと
そのような能力を持っている人の分布状況なので、事務系が割と滞ります。みんなで情報共有はするけど、スマートな解決策がいまいち見出せなかったりします。
じゃ世の中にそういう人はいないのかっていうと、いっぱいいますね。いっぱいいます。どこで何をしているかというと、町で事務系の仕事をしてます。だからボランティアはできない。(できないと思っているのかも?)
私はというと、ふら~っと生きててゆとりがあるのでお手伝いできていますが。
頭のいい人は世の中にたくさんいるのに、災害支援を手伝わないから、事務系が滞ったり、いいアイデアが出なかったりして、進捗が遅いんじゃないかって思っています。
入ってもらうには、報酬を払う=ビジネスにする
じゃそういう事務系の人に災害支援を手伝ってもらうにはどうしたらいいかっていうと、仕事としてやってもらうのが一番自然なんじゃないか、つまり、災害支援をビジネスすることなんじゃないかって思うんです。
もちろん、作業系の人もです。作業系も滞っていることがあります。人も足りませんが、鳥居とか超大きな物の撤去のように、人海戦術を超えた作業があります。
炎上するとしたら、燃やす人の言い分は、「災害をビジネスにするなんて、災害を喜んでいるかのようだ」みたいなことなんじゃないかと思います。ですが、別に喜ぶも悲しむもなくて、実施するモチベーションとしてのお金が必要だというだけの話です。そしてそうしないと能力の分布が変わらないと思ってます。
延々とどこからかお金を巻き上げるわけではなく、始まりがあって終わりがある、プロジェクト型の仕事として発注すればいいと思います。普通はそういう形態なので、発注できる。
内容はたくさんあって、全体のコンサルから、IT関係の支援、情報の取りまとめ、分析して結果から示唆出しと次の手を考えるなどなど。
そこにビジネスの種を見つけることも、会社側に勝手にやらせればいい。入ることは許すから、勝手にやってくれと。
役所と無料の「ボランティア」だけでやることばかり考えずに、他の力を頼ったらいいのにって思いました。
ちなみにそんなことを言いながら私も、ほかの人の力に頼ることができないので、そういう学びがほしいなぁと最近よく思います。
ではまた。