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深夜の独り言 52

何もかも嫌になりそうなときは「絶対評価」。中学校の内申点も絶対評価とは言うけれど、それとは全く別の、粗さがししない絶対評価。

私ってば頭の回転が早いし話し上手の聞き上手、言葉遣いが丁寧で品があってみんなに好かれるし夢に向かってすごく頑張っている、さらによく周りを見て気を遣えるし愛嬌があって可愛くて髪の毛サラサラで、なんてったって褒め上手なんだからもう最高最強のスーパーガールねと自分に言うわけです。

全部適当です。「みんなに好かれる」のみんなが二人や三人だったとしてもいいんです。私にとって、だから。私より素敵な人なんてこの世にいくらでもいるけど私だけを見たら私だって素敵でしょって、言いたいんです。視野をできる限り狭めて、自分を褒めてあげる。これが私流の「絶対評価」。真似してくださいね。

この一年、20歳の一年は、私にとってものすごく変化の大きい一年でした。職場を変えたこともそうですし、人間関係も変わった。大学のゼミが始まって、人生で初めて「学んでいる」という感じがする。お酒を飲めるようになった。移動手段に車が加わって、自分で、遠くまで行けるようになった。この、急速に「できる」が増えていく感じ、久しぶりです。中学生みたいな、日々へのわくわく感。

11月13日です。今年もやってきましたマイバースデイ。21歳になりました。だんだん大人を実感します。でも、大人もわくわくするんだな、と、歳を取るのが楽しみになるような一年でした。これから私はもっともっとできることが増える。自分の責任を負う。それから、自分以外の責任を負う。その覚悟をする。そんなことが、怖くない、むしろ楽しみだと、思えるようになってきました。

もちろん、全部めんどくさくて投げ出したいときもあります。一週間まるまるベッドで寝ていたいと朝嘆いたことが何度もあります。でも、朝その嘆きを、何馬鹿なこと言ってんのと叱るのはもう自分なんです。自分で自分を励ます方法は、冒頭のとおりです。

楽しみです。最高最強のスーパーガールから、着々と、最高最強のスーパーレディになっていくんです。ガールよりレディのほうが、なんだか強そうですよね。

21歳の私は何ができるようになるのか、どきどきしています。



わくわくする夜の、




深夜の独り言。

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