EPL第19節 マンチェスターCvsクリスタルパレス

結果はご存知の通り4-0でシティが圧勝。ホームでパレスを迎えるのは苦手だったが、今日は見事に完勝することができた。

シティの得点を振り返るとコーナーキックからの流れで3得点、直接FKで1得点。4局面+1と表現される現代サッカーにおいて+1で4得点奪ったことになる。ただ、試合を通してシティの4局面は素晴らしかった。

マクロに捉えるとボールを保持し続けるシティとブロックを中盤からペナルティエリアに敷くクリスタルパレスという構図。
シティはジンチェンコが中盤に入り、スターリング、ベルナルドシルバが目一杯幅をとることで中から外、外から中とパスを通していた。また、平面上ではパスコースが無くても浮き玉を使うことで空間を創り出していた。特にベルナルドシルバは空間認知力が優れていると個人的に感じた。さらに彼は技術が高いので空間で認知したスペースを狙ってボールを蹴ることができる。非常に優秀な選手だ。

クリスタルパレスは結果として4点取られたが、流れの中からの失点は防げていたのでよく耐えていた。しかし、攻め続けられた結果与えてしまったセットプレーで失点したので運が悪かったとは言えないだろう。また試合を通してクリスタルパレスにはビルドアップの意図が見られなかったし、カウンターの迫力、スピード感が足りなかった。

今日の試合内容からして最初つまずいたシティが優勝争いに参加するのはなんら不思議ではないだろう。

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