重賞回顧12月3週

 どうも1号です。「重賞回顧」はその週に行われた重賞レースについての簡単な所感を綴ったものです。内容は相当に軽いものとなっているので気楽に見ていただらけたなと思います。それでは、今週の「重賞回顧」!

 朝日杯フューチュリティステークス。伝説に終わりはない、改めてそう感じましたね。ドウデュース、武豊騎手。素晴らしいレースでした。スタートを決め、道中は中団やや外の位置取り。3,4コーナー中間のポジションと折り合う姿を見ていて、良い感じだなぁと思いましたが、いやはや、そこからが素晴らしかった。4コーナーでスムーズに大外へと運び、武豊騎手がゴーサインを出してからのラストの伸びですよね。気持ちのいい末脚で前を捉えると、最後はセリフォスを競り落とし、牡馬として世代最初の栄冠に輝きました。かっこよかったなぁ。直線半ばの、これ来るぞ、感。非常にワクワクした。堪らなかったですね。鞍上の武豊騎手は朝日杯初勝利、JRAG1完全制覇に王手をかけました。今日のレース運びについては、もはや美しかったですよね。完璧に折り合って、一番いいポジションで進めて、完璧なタイミングでのゴーサイン、全てが噛み合っていて、「武豊、ここにあり」って感じでしたね。人馬とも、最高にかっこよかったです。ドウデュースはまだまだ成長途上にある気がしますし、ハーツクライ産駒というのも相まって今後が楽しみです。来年はこのコンビがクラシック戦線を賑わすこと間違いなし。春が待ち遠しいです。
 2着はセリフォス。こちらもやはり強い。前目のポジションでレースを進めて、すこしかかる部分もある中で、最後あれだけ抵抗していましたからね。地力を証明する2着だったのではないでしょうか。今後のローテーションが気になるところです。3着はダノンスコーピオン。最後の直線では馬群の間から伸びてきていますし、底力と精神力の両方を発揮しましたね。間違いなく能力のある馬だと。同時に、阪神以外での走りも見てみたいなと思いましたね。朝日杯フューチュリティステークス、全馬の将来が本当に楽しみになるレースでした。
 私の予想についてですが……。1着無印、2着◎、3着▲でした。また1着
抜けだぁ……。悔しいです。先週は上手くいったので今週もと思ったのですが、甘くないですね。ドウデュース、武豊騎手にごめんなさいしないとなぁ。来週はG1が3つも開催されますから、全部当ててぇ。頑張ります。

 ターコイズステークスはミスニューヨークが道中最後方から4コーナーで勢いをつけて大外に出すと、直線一気の末脚で圧巻のごぼう抜きを見せ、重賞初制覇を飾りました。いやー、豪快でした。斤量、展開が向いたこともあるとは思いますが、それでも地力が無ければできない勝ち方ですからね。溢れんばかりの追い込みのロマンが詰まった勝利でしたね。まだ4歳ですし、来年が楽しみです。鞍上のM.デムーロ騎手は先週に引き続き重賞制覇。ノリノリですねぇ。以前も書きましたが、M.デムーロ騎手がインタビューで嬉しそうにしているのを見ると、こちらまで嬉しくなりますよね。今日の勝ち方といい、本当に魅せてくれるジョッキーだなぁと思います。このコンビはどこまで突き進むことができるのか、要注目です。

 今週は、またしても競馬のロマンを感じましたね。伝説の続きをこのようにリアルタイムで目にできる事に本当に感謝しかないです。来週は今年の総決算、出し切りたい。

                             Writer;1号

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