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HYBE様、Are you Sure? ついに壺や仏像の販売を始める?

 「韓国アイドルが、ファンに壺や仏像を売るの(笑)」という、Xの投稿を見て、なるほど! ファン以外には「何事」と思ってしまうかもしれないと。

 パワーワードですよね、韓国/壺/仏像はw
 
 商品写真をきちんと見れば誤解は解けるかもしれませんが、壺/仏像とだけ認識してしまうと確かに怪しい。
 これはBTSファンなら、ああ、ナムジュン(以外のメンバーも)が美術品が好きで、特に韓国の美術品、伝統文化の保護にも貢献しているという事は知っているし、恒例「BTS DALMAJUNG(ダルマジュン)」関連の商品ということで、納得はできるのです。

「BTS DALMAJUNG」3番目となる"2024 DALMAJUNG BTS X MU:DS"は、韓国の国立中央博物館(National Museum of Korea)、国立博物館文化財団(National Museum Foundation of Korea)とのコラボレーションにより制作されました。今回のDALMAJUNGは国立中央博物館の代表遺物である青磁と白磁の美しさを盛り込んでいます。韓国伝統文化と遺物をより深く表現した今回の「BTS DALMAJUNG」をぜひご覧ください。

※「DALMAJUNG(ダルマジュン)」は、BTSの所属事務所であるHYBE(旧BigHitエンターテインメント)がBTS専用に企画・制作した、いわばBTSのオリジナルなイベントです。具体的には、韓国の伝統的な中秋節(チュソク)や秋の風物詩をテーマに、BTSメンバーが韓服を着た写真や、伝統文化に関連した特別なグッズが販売されるプロモーションシリーズです。
 「DALMAJUNG」という言葉自体は、「満月の美しい夜」という意味の韓国語「달맞이(タルマジ)」と「中秋(추석)」を掛け合わせた造語です。中秋節の月にちなんで作られたBTSのオリジナル企画であり、韓国文化を世界中のファンに紹介するためのプロジェクトの一環です。毎年、この時期に合わせてBTSの独自のコンテンツとして公開されています。

ChatGPTまとめ

 ナムジュンの作業室に飾ってあったと思しき「半跏思惟像」のミニチュア製品は、これは私も欲しいですw 


半跏思惟像(はんかしゆいぞうまたは弥勒菩薩半跏思惟像

[2024 DALMAJUNG] Pensive Bodhisattva Miniature
国立中央博物館の代表遺物であり、国立博物館文化財団の代表商品である半跏思惟像のミニチュア製品です。
今回の2024 DALMAJUNGのうち、BTS X MU:DSの青磁テーマを盛り込んで青磁の色で具現され、半跏思惟像をのせることができる台座を製作しました。
台座の上面には、BTS「Yet To Come」の歌詞の一部が盛り込まれています。
また、裏面にはBTSフォントロゴを、底面にはBTSと国立博物館文化財団のコラボレーションロゴもご確認いただけます。
 
※半跏思惟像(はんかしゆいぞう)には刻まれている歌詞は、「Yet to come」の「あなたは夢見るのか、その道の果ては何だろうか」が、白磁の壺にはMikrokosmosの歌詞「1人1つの歴史 1人1つの星 僕達は僕達らしく輝く 僕達自身が輝くんだ」が刻んであります。

 が、しかし。
 もう、いい加減に物販よしなさいよ、HYBEとも思ってます。
 BTSに限らずどれだけファンから搾取する気ですか?
 
 こういう記事も出てましたよ。

 HYBE、3年間でグッズ売上1兆2億ウォン…「返品拒否」めぐる過料、納付したのは300万ウォン
(一部記事転載)
 7日、国会文化体育観光委員会所属のカン・ユジョン議員(共に民主党)がHYBEから提出された資料によると、HYBEは2021年から今年上半期までにアイドルグッズ販売だけで売上1兆2000億ウォン(約1320億円)を記録したという。これは、同期間のHYBEの総売上額6兆2110億ウォン(約6840億円)の約20%に該当する金額だ。
 しかし、HYBEの子会社であるWEVERSE COMPANYは今年8月、公正取引委員会から是正命令を受けた。違反事項を自発的に是正するとし、過料が減軽されたが、最終的に納付した金額は300万ウォン(約33万円)に過ぎない。

 この物販の売り上げって、所属アーティストたちには1₩も入らないと聞いていますが、個別の契約で異なるかも。

 そしてトラブルも多いそうです。

 HYBEが消費者との「紛争」最多 芸能大手5社で
(一部転載)
 2020年から今年8月までの約5年間に消費者院が受け付けた大手5社(HYBE、カカオエンターテインメント、SMエンタテインメント、JYPエンターテインメント、YGエンターテインメント)に関する被害救済の申し立ては計240件で、このうちHYBEが159件と全体の66%を占めた。
 次いでカカオエンターテインメント(36件)、SMエンタテインメント(29件)、JYPエンターテインメント(16件)と続いた。
 HYBEは同期間の消費者相談件数も5社のうち最多だった。1195件の相談のうちHYBEに関連するものは672件(56.2%)を占めた。5社に対する被害救済の申し出を内容別に見ると、フォトカードなどアイドルグッズの不良品や配送遅延のほか、独占コンテンツ配信プラットフォームなどに関する払い戻し請求が多かった。

 HYBEの数値が大きいのは、グッズ販売数も多いので数値だけでは悪質か否かというのは判断できないですね。記事中で紹介されているのクレーム内容も社名は、記載されていませんしどの社も対応の悪さは同様に思えます。

 しかしこれが韓国エンタメ企業の実態であることは間違いないので、いづれにしても早急に対応すべきでしょうね。HYBEのように、アイドルグッズ販売だけで売上1兆2000億ウォン(約1320億円)で、それが総売り上げの20%を占めるとなると、この事業を縮小するとは思えません。しかし、もうこの物販に頼る時代は、終わりつつあると思うのですね。今すぐとは言いませんが、冥王星山羊座・土の時代も終了しますし、アーティストたちはみんなファンから搾取しているという思いがあり、できるならなんとか変えたいと思っていると思います。実際、シュガがコンサート映像に、トレーディング・カードをランダムではなく、全種類つけた例もありました。


 ※「占星術で『冥王星山羊座・土の時代』というのは、物質的な成功や構造、権力が重視される時代のことを指します。しかし、11月20日にはその時代が終わり、冥王星・水瓶座・風の時代に完全に移行します。これからは、より個々の精神的な豊かさや人間同士の繋がりが重要視される時代となると言われています。

 だから、一部のファンは代償としてアーティストへの要望をつのらせたり、人権無視で彼らを無尽蔵に消費してしまう一因にもなっているのではとも思うのです。
 音源やコンサートチケットはもちろんのこと、こういった物販の購入もアーティストの支援とはいえるのですが、商品の価格だけではなく送料や手数料も上がり、為替相場も不安定であるので、気軽に購入できないファンも増えているでしょう。
 アーティストまかせではなく、会社側がもうすこしファンに優しくできないものでしょうかね。とにかく、物売りすぎです。

 ※10月08日お昼ごろ、このブログを書いている途中で、仏像と壺は完売したそうです。 
 


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