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総務という仕事を、PRやブランディングすることは、功罪相半ばする(でもやるけどね)
2024年、今年のSOU-MU部アドベントカレンダーだよ!!ということで。
去年はエントリーしたものの、何も思いつかなくてサボりました。陳謝。
12月13日、38歳のお誕生日によせて。
総務の名を借りた、ハイパー能天気お祭り野郎のお仕事の話。
「わたしは、総務という仕事でも、社内に向けてPRとかブランディングが必要だと思ってます」
「それにはいい面もあるし、もちろん悪い面もある」
「でも、わたしはいい面を信じてやってるし、多分これからもやっていきます」
という決意表明のnoteです。
まずは最近の出来事から。
面白半分で、会社のSlackのtimes参加ユーザー数をざっくり調べたら、多分、
1位しゃちょー
2位グループ会社のCTO
3位執行役員
で。
ワンチャン4位か5位が、わたし(謎の契約社員)の可能性が出てきましたw(あくまで可能性)
厳密な調査はしてないのでまったくエビデンスはない、かつ全員がtimesをやってる訳ではないので、なんのアレでもないのですが。
そろそろガバナンスかなにかに引っかかるかもひれない、と怯えていますw
(現職は、連結700人くらいのプライム上場企業です、一応)
timesってなんぞや、というのはこちらの記事をご覧ください。
会社のSlackの運用にちょっと変更があり、むむ、と思うところがあって、当てこすりの意味も込めて、600人くらい入ってるチャンネルでこんな投稿をしてみました。
【PR】自称、弊オフィスのヌシ、にし村のtimesがあります。
オフィス周辺のランチのつぶやき、オフィスのあれこれ、オフィス改善の思いつき、うちのネコの話などなどを呟いております。
たまに「今日昼ごはん行ける人!」とか言い出すこともありますので、昼メシ相手をお探しでしたら、ぜひ当チャンネルにお越しください
(で、おまえは誰やねん、という話があると思うので改めまして<会社名><部署名><チーム名>所属の契約社員です)
そうこうしていたら、アレよアレよという間に30人くらい参加ユーザーが増えまして。
うっかり、わたしのtimesにグループ各社から90人くらいの方が参加している状況になりました。
そこで、あたらめて弊timesに表明の投稿を。
本timesですが、立ち返ってみれば、単純な理由で生まれたものでして。
「昼ごはん、せっかく食べるなら誰かと一緒に食べたい」という理由でして。
業務上、毎日出社なのと、昼は絶対にデスクで食べない、という自分ルールのもと、昼メシ仲間を探すためのものだったことを思い出しました。
毎日おいしそうな写真を載せてたら、誰か一緒に行ってくれるかも、というあざといチャンネルです。
初心忘るるべからず。
わたしが社内でアホみたいに社内プロモーションをするのは、一応、理由があって。
例え同じ会社でも、なにをしてるか分かんない、顔も知らないヤツに「アレして下さい」「コレはやらないで下さい」って言われたらイヤでしょ、という理屈に基づくものです。
なにかとイヤなことやめんどくさいことをお願いする立場なのでね。
縁の下の力持ち、的なことを言われがちなバックオフィスではありますが、表に出るやつがいてもいいのかな、と思います。
そうやって自分と仕事をPRするのには、ブランディングもまた必要でして。
わたしが何者であり、何を成したいのか、というのは常に問い続ける必要があります。
自分が持ってるものの中で、相手にとって価値があるものは何か。メタで、俯瞰で、見続けなければ、ピントがずれ続けていきます。うっかりするとただの勘違い野郎のまま時だけが過ぎていきます。
で、自分が持つ価値は、何を成したいかとどう紐づくのか、ストーリーの組み立ても大事。
自分にも相手にも分かりやすく、平たい言葉で物語のように紡いでいくイメージです。
そして、その罪について。
昔、社内の人に「総務って楽しそうでいいですね(溜息)」と言われたことがあります。
グループ会社横断の年末懇親会の受付をしている時のことでした。
総務という仕事は、会社の中の非生産部門、コストセンターであることもまた、ひとつの事実だと思っています。
能天気にルーティンワークして、数字目標も負わされず、定時定刻で帰る人々、たまにお金にもならない社内の催しでニコニコ受付してる人々、と思われたのでしょう、多分。
分かんないよね、我々が厳密にどんな仕事をしてるかなんて。わたしもあなたの仕事のこと、たいして知らないもの。
お互いの認識なんてそんなものです。見えたものしか見えないのは当たり前のこと。
なので、わたしは、ちょこまかと会社のSlackで「加湿器、運転開始してます!」とか「オフィスをちょっとクリスマス仕様に飾り付けしました」とか「フリードリンクのラインナップがちょっと変わったよ」などという投稿もしておりまして。
そのせいで余計に「気楽でいいなぁ」「仕事と関係ないじゃん」と思われるかもしれません。
忙しかったりトラブルを抱えている人はイラッとするかも。
ただ、今まで目に触れなかった仕事が、誰かの目に触れることで、良くも悪くも評価の対象になり、賛否両論が生まれ、その辺も受け止めて試行錯誤し、そうやって磨かれていくものだとも思います。
見えないものは評価できない。人様の目に見えるようにして、いろんな評価をうけてこそ、ひとりよがりではない価値を作り出せるような気がします。
その上で、今までバックオフィスの仕事に全くの無関係だったけど、可視化したせいで今度はヘイトを持ちはじめる人たちがいるのなら、それはわたしが背負うべき罪なんだと思います、多分。
全員に好感を持たれることもなければ、全員に嫌悪されることもない、という前提のもと、みんなが稼いだお金を我々に託した結果やその価値、というのを伝えるべきだ、とも思います。
人と人は究極的には分かり合えないかもしれないけど、それぞれの形でどこかで折り合うことはできる、とわたしは信じています。
かつて、評価面談で「やらなくてもいいことをやってないですか」とガン詰めされたこともありますが、いつでも見る阿呆より、踊る阿呆でありたい。
そこにペインがあり、すこしでも仮説を立てられたなら、アクションあるのみ。
知られないこと、理解されないこと、評価されないことがペインなら、なんか試しにやってみようぜ、という気持ちです。
逃げ腰弱腰で放り出して逃げたくなる時は、「できない理由を並べる暇があるなら、やれる方法を考えろ」と唱えることにしています。
だいぶ長いポエムになったので、お口直しにウチのネコをご覧ください。
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末筆ながら、バックオフィスな方で、コミュニティに興味あるよ、という方は、こちらまで。