「ロックフィッシュのスコッチエッグ」と「問答」
『君には『まわりの人の目に「ばか」と映るほど
夢中になれること』があるのか?』
20年前、中学校の教師からの問いです。
卒業するまで探し求めたのですが、
私には、ついに見つけることはできませんでした。
先生、あの時出せなかった答え。
今なら胸を張って言えます。
『はいッ!飲酒することが大好きですッ!
端から見たら「完全なるばか」だと思います!』
っていうことでね。
ほんじつも二日酔いですよ。ふふふ。
しかも朝方「サテ、シメマスカ」とか言いながら、
冷凍チャーハンまで平らげるという念の入った愚かぶり。
シメで炭水化物をつめ込むと翌日のダメージが50%くらい増すんですよね。肝臓と胃腸にダブルパンチ。くうう、効く。
わかっちゃいるのです。
わかっちゃいるのですが
「これはもう朝ごはんだ。シメではないゆえ罪悪感はない。」
という謎のロジックにより朝チャーハンの正当性が認められ、食欲本会議で賛成多数のため可決という流れを辿るのです。本当に恐ろしい。
そして満腹だと目をさまし活動する気力が湧かないんですよね。困ったもので。結局、日が高くなるまでふとんやソファでグウタラ三昧(食事を終えた木陰のライオンたちのように)休日を盛大に棒に振ることになるのです。
とはいえ。
その日をいかに堕落と惰眠の奈落で過ごそうとも、
あまり気にしすぎないことも肝要。
後ろめたさは、たいてい二日酔いギルティのしわざです。
明日のための充電と考えて、存分にグウタラしましょう。
さて、与太もほどほどに。
トップの写真は宇宙一おいしいハイボールを出すお店、
銀座ロックフィッシュの「スコッチエッグ」。
コンビーフとゴマで巻いたゆで卵。
それだけのはずなのに間口さんの料理の美味しさにはいつもハッとさせられるものがあるのです。
組み合わせの妙、発想の転換。
工夫を重ね、考え抜かれた先にたどり着いた
「あじ」という感じがします。
ハイボールとの相性は言わずもがな。
まいど心をわしづかみにされてしまう。
最高のハイボールと珠玉のメニューたちに会いに、
はやく訪れたいものです。
それでは、また明日。