第一回「すし大喜利」
「すし大喜利」とは
職人さんから繰り出された「すし」のたたずまいが予想を超えてアメイジングであった際に、思わず口からあふれた言葉を紹介するコーナーである。
今回は僕が敬愛する「中川さん」と豊洲のお寿司屋さんに訪問した際に出た珠玉のネタからご紹介。
それでは只今より第一回「すし大喜利」を開催いたします。
記念すべき第一貫目!いってみましょう。
「ボッテガ」
「こはだ」ですね。この編み込みの艶やかさたるや。高級ブランドの本革を彷彿とさせる見た目の気高さ。肉厚な身がほろけていく味わいには目を細め、唸るしかない一貫。
続きまして
「メゾネットタイプ」
言わずもしれた「ホタルイカ」教授ですね。それも、隙を生じぬ二段構え。剣心もびっくりの一貫。これでお酒が飲めないなんて、噴飯物。嘘でしょ、と笑うしかない。まったくもって罪な世の中である。
早くも最後の一貫です。
「羽毛布団」
この「煮あなご」をあごまでひっかぶって寝たい。
そう思わずには言われない「ふぅわり」感。なぜこんなに「やはらか」なものを握れるのか。職人さんのスキルの高さに感嘆の息が漏れる。
やっぱりお寿司は何にも代えがたいゴチソウ。
言葉の限りを尽くしても表現しきれない美味しさがありますね。
中川さんレベルになると「おすし」が話しかけてくると言います。僕も「声」が聞こえるように、日々のごはんに耳を傾け、美味しく味わっていこうと思います。
これにて第一回「すし大喜利」を終了いたします。
またの開催をお楽しみにいただけましたら幸いです。(そのためには、お小遣いを貯めなければ。)
お付き合いいただきまして、ありがとうございました!
最後に久方ぶりの「福岡市動物園」より一枚ご紹介してお別れしたいと思います。
ツキノワグマのゲンキ君です。
「また来てね!」と言っていそうですね。
それでは、また明日。