
「ゴーヤとサバ缶」と「いまいましき梅雨」
ふと気づくと、いまいましい梅雨が肩をぽんぽん「今年も来たよ!」と。
じめじめむしむし、まったく鬱陶しい。
シャツは背に張り付き、煎餅や海苔はしっけ、もちにカビが生え、地は裂け、海は枯れ、景気づけに開けたポテチも瞬く間にヤル気を失う。
さしずめ腐海か。ムワッとした空気(瘴気)にあてられて気分が、いや、全てがクサクサしてくる。ただ、食欲だけはそこにいて静かに笑っている。
もはやホラーである。
しかし、大抵の物事にはネガティヴな面があればポジティブな面もあります。梅雨も然り。梅雨あればこそ水田は潤い、美味しいお米が実るではないか。
そう。黄金の季節における新米の香り高き湯気を思えば、耐え難きも耐えられるというものでしょう。
それに梅雨の向こう側からはマチカネサマー(夏)がやってきます。
夏野菜大好きマンとしては実に待ち遠しい限り。
厳しい状況は続きますが、みんなで頑張りましょう。
ということで与太もほどほどに、
本日は夏野菜オールスターズの花形「ゴーヤ」を使った簡単おつまみを一品ご紹介しましょう。
「ゴーヤのサバ缶和え〜カレー風味〜」
ご用意いただくのは、
・ゴーヤ 半分
・鯖缶(水煮) 1缶
・魚醤(またはポン酢)少々
・米油 少々
・カレー粉(エスビー推奨) 少々
・カイエンペッパー(または一味か七味) 少々
1、ゴーヤの種を取り5mm弱にスライスし塩もみする。
2、サバ缶の水を切り、ほぐして和える
3、米油、魚醤をちょろり、カレー粉をぱっぱで味付けする。
4、お好みで上からカイエンペッパーをかける。
完成!!
ゴーヤの苦味とスパイシーな辛みで湿気とサヨナラ!栄養満点!
個人的にはカイエンペッパーより七味をかけてもらったほうが、ビールや日本酒との親和性が増すように感じられます。ぜひお試しくださいませ。
さて最後に「本日のグッドニュース」を。
「佐賀・川副町「竹下商店」が郷土料理「蟹漬」テーマの漫画 大石まさるさん描き下ろし」(佐賀経済新聞)
蟹漬と書いて「がんづけ」と読みます。
強烈にお酒を呼び込む珍味です。
(これで漫画を書くというのはすごいセンスだと思う)
ステイホームのお供にも、ぜひ。
それでは、また明日。