そして「ウエスト」に恋をした。
ぼくはウエストに何度こころを
救われてきたことだろう。
おなかがすいた出先のランチ。
さっくり飲みたい夕暮れ帰り路。
突然もつ鍋が食べたくなった泥酔の深夜。
出汁以外うけつけない、二日酔いの昼下がり。
いつもそこにいて「かしわ飯」をにぎり、「おでん」を温めて待っていてくれる。あるときは資さんうどんや、牧のうどんに浮気もした。それでも、もどってきたときには何一つ変わらず、「揚げたてのかき揚げ」を別皿で出してくれた。
一度しか言わないからよく聞いておいておくれ。
ぼくは、ウエストのことが、大好きだ。
はい。
もうあたまおかしくなってますね。でもそのくらい好きなんですよ。ウエスト。そんなぼくのおすすめのメニューがトップの写真です。
「ミニうどん」に「えび天トッピング」
あつあつのえび天を出汁に浸しながらかじって、うどんをすする。鼻から息をスッと吸って、思わず吐息を漏らす。
こんな幸せ、なかなかあるもんじゃない。
しかもこれはサイズ感が素晴らしい。天ぷらと出汁が熱いうちに、麺がつるりとしなやかな「新鮮」な状態で食べ終われるのです。ちょっと足りないかな、くらいが思い出の美しさ、愛おしさをいや増します。おやつがわりにいつでも食べたくなってしまう困りもの。
ぜひ、お試しいただきたいものです。
さて、ここからは与太話です。
今日は逆(いつもは与太が先)です。
さあ、いってみましょう。
ご存知の方も多いかもしれません。
「微笑みの爆弾」という曲。
幽遊白書という人気アニメの主題歌ですね。
その歌の冒頭で馬渡松子さんが
と歌われるのですが、この歌詞がずっと心に引っかかっていたんです。ふたつマルをつけて、どうして大人になるんだろうか。不思議だなあ。なぞなぞだなあ。大人になればわかるのかなあ。と。
それが最近ようやくわかりました。
なぞを解く鍵は問題の歌詞の「前」にあったのです。
つまり、問答だったということ。
人混みと草原、
どっちのひとりぼっちが、
より泣きたくなると思う?
という問いと、
どっちも泣きたくなるのが大人。
人の寂しさを知れば、ふたつマル。
なのさ。
という答え。
そういうことだったんですね。
いやあ、スッキリしました。
言い換えてみるならば、
エビチリ定食とホイコーロー定食。
どっちも食べたいから、
ふたつマルをつけたい。
と。そういうことですよね。
きょうもお読みいただきまして、
ありがとうございます。
それでは、また明日。