動物性タンパクを含まないランチ
さあ、ランチだ。
とくれば、牛丼、チャーハン、カツ丼、生姜焼き定食にちゃんぽん、カレーにラーメン。動物性タンパク、油分もりもりの「どんぶりヤンチャめし」を食べたくなるのが常であった。はずなのに。
今日の私ったら、おじさん。
だって蕎麦屋さんで選んだのが「あんかけキノコそば」。肉もなければ揚げ物もない。あるのは、お出汁とお蕎麦とキノコだけ。油分ゼロ。ヘルシー極まりない一品。どうしちゃったんだろう、私。
秋のおすすめ、と書かれていたことも背を押したが、なによりも「おなかに優しそう」「優しいごはんが食べたい」という気分を満たしてくれそうなことが決め手となったのだ。
こうして、脂身ぶりぶりのカルビや豚トロ、とり皮串が遠ざかっていってしまうのかと思うとちょっと寂しい。
けれど「あんかけキノコそば」は私を心から満たしてくれた。そば湯で割った汁を飲み干したときに、感嘆のため息が出たのだ。この満足感を知ることができたのだから、吉兆なのかもしれない。
ただひとつ、問題があるとすれば、歯の間という間にエノキが挟まったしまったことだ。
きょうの私ったら、おじさん。
さて、与太話もほどほどに。
トップの写真は件の「あんかけキノコそば」です。
「赤坂けやき通りそばむらた」さんの一杯。
椎茸、しめじ、エノキ、舞茸ほか、初めましてなキノコがとろっとろの餡に絡まっています。食感が楽しいったらありゃしない。やや太めに切られたお蕎麦に餡がよく絡むんです。上あご火傷し放題。たまりません。
やあ、温かいお蕎麦が沁みる季節になってきましたね。
きょうもお読みいただきまして、
ありがとうございます。
それでは、また明日。