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「魚河岸揚げ」と「わきの赤富士」

だからどうした。の極み。
みたいなお話をしますよ。
こころの準備は良いですか。

はい。

わきの下におできができました。人生初めて。

先日、風呂場でからだを洗っているとふと違和感を感じまして、かがみに向かって腕を上げてみましたらね、そこに小さめの赤富士(おでき)がいらっしゃったのです。コンニチワ。赤ちゃん。

わきの下の森の中にたたずむ赤富士って。富嶽三十六景ですか。何が楽しくてわきに赤富士をはさんで暮らさなければならないのですか。まったく冗談もほどほどにしてほしい。しかも、すごく痛い訳ではないけれど絶妙に「居心地がわるい」気分にさせられるポジショニングだもんだから、始末に負えないのです。

だれだって歩くときには腕を前後に振りますよね。すると当然、わきがスレます。そこで赤富士に刺激がいくと、ちいさな痛みでぼくに対してアピールしてくる訳ですよ。

「おーい!」「ここだよ!」
「ここ、ここ!」「ぼくはここにいるよ!」

という具合に。忘れさせてくれない。気が散るのです。お願いだから静かにしててよ。すこしひとりにさせてよ。と、もう軽い育児ノイローゼみたいな気分になってしまいまして。いや、ほんと参ったなあ。と。ははは。

ね。「だからどうした。」だったでしょう。


はい。与太話もほどほどに。
トップの写真は紀文食品さんの「魚河岸あげ®︎」です。

まあ平たく言ってしまえば「練り物」なのですが、他の練り物にはない食感と風味がありまして、ぼくは二十年も昔から好物にしているのです。

魚のすり身に豆腐を合わせて揚げてあります。ですから、食感ははんぺんのようにふんわり。すり身の旨みを豆腐が優しくつつみこんだ、軽やかでソフトな味わいなのです。

これをトースターでこんがり焼きあげて、醤油をちょろっと垂らして食べるのが最高でして。まあ、ビールがすすむ、すすむ、すすむ。
むろん、おでんのタネ、野菜炒めの具にも大活躍。

全国津々浦々のスーパーマーケットで販売されておりますので、是非お試しいただきたい逸品です。


きょうもお読みいただきまして、
ありがとうございます。

それでは、また明日。

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