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フィッシュバーガーのお魚を追う

バーガーチェーン店の大きなメニューボード。バーガー界の横綱ビーフパティや大関フライドチキンを挟んだ金看板メニューのかたわらに生息している彼ら。

そう。我らがフィッシュバーガー!
FIsh Fight !!(イート!ウィズミー!食べようよ!)と歌ってしまうくらいに僕はフィッシュバーガーが好きです。

マクドナルドのクーポンでは稀にフィレオフィッシュ®︎ を100円(または120円)で購入できる日がありまして、若かりし日には3つも4つも食べて「幸せな胸焼け」を堪能したものです。

あのバンズとフィッシュのフワフワ感。
スキマなくしき詰めた上に寝転がりたいじゃないか。


そして忘れちゃいけない。

重鎮モスバーガーの名作「フィッシュバーガー」。
フィッシュを語る上では避けて通れない、フィッシュラヴァー達を唸らせる逸品。マイベストです。

サクサクのフィッシュにタルタル&チーズのコクと酸味がぴしゃっと決まる。このバランス感には「お前がナンバーワンだ。」と名セリフが口をつくこと請け合い。今すぐ逢って見つめる素振りをしてみたいフィッシュである。

はて、ここでふとした疑問が浮かぶ。
「わが好物、なんのお魚でできてるんだろか。」

ということで、公式ホームページをめぐりまして
「フィッシュバーガーの原料を追い求めて」
みました。(画像はマルハニチロさんのHPより拝借。)

映えあるトップバッターは
モスバーガーの「フィッシュバーガー」!
ニュージーランドからやってきた「ホキ」を原料にしています。

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タラの兄弟分。一般的には知名度低いですが海産物界では有名人。こう見えて成魚は体長120cmにもなるそうです。かわいい。

続いて、
フレッシュネスバーガーの「フィッシュバーガー」!
こちらではノルウェー、ニュージーランドからやってきた「白糸鱈」を原料にしています。

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こちらもタラの兄弟分。クセのないクリーンな味わいが持ち味。身も厚くふっくらしている。しかし何より面構えが良い。おいしい顔をしている。


そして
マクドナルド「フィレオフィッシュ®︎」!
バーガーキング「フィッシュバーガー」!
ロッテリア「フィッシュタルタルバーガー」!

こちらの3店が原料としているのは「ぷよぷよ」でおなじみ
アメリカ、ロシア、ニュージーランドからやってきた「スケソウダラ」

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もちろん誇り高き「タラ一族」の末裔。風格ありますね。
「俺は 揚げ だけの魚じゃないぜ、煮ても(味噌汁、鍋)、焼いても(ソテー、ムニエル)旨いんだ。」みたいな自信に溢れていますね。

(シェイクシャック、ウェンディーズ&ファーストキッチン、クアアイナ、ドムドムハンバーガー、ケンタッキーでは現在フィッシュバーガーは販売していないようです。)

調べてみると面白いですね。ぜひともタラ違いで食べ比べてみたい。

暖かな日差しの昼下がり。
柑橘のニュアンスを持ったカジュアルな白ワイン(スペイン、リアスバイシャスのアルバリーニョとかどうだろうか。)と優雅にフィッシュタイムと洒落込んでみたいものです。



追伸
ドムドムハンバーガーの「丸ごと!!カニバーガー」には驚いた。
さすがドムドム先輩である。

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ソフトシェルクラブが1匹挟まっているらしい。
しかも「旗」持ってるじゃないですか。
発想が、素晴らしい。

では、また明日。

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