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「赤飯のありがたみ」と「ブラッザクエノン」

夏至。
365日で昼がいちばん長い日。
つまり最高の昼寝日和。

だって冬至に昼寝したら大変ですよ。
ちょっとシエスタしようかなと目を閉じれば、
あれよと言う間に陽が傾いてる!

なんて事だ!今日が終わってしまった!
と、何だか損した気分になりますものね。

まあ、月曜日ですし仕事も家事もありますから、
そう易々と昼寝チャンスが訪れはしないのですが。

Googleカレンダーの来年の夏至の予定には「昼寝」を入れておきたいと思います。

さて、今日を境に陽は短くなっていき
季節は移ろっていくのですが、
一方で人の興味も移り変わっていくものです。

たとえば赤飯。
こどもの頃には、なぜこのような米と豆を一緒くたに炊き上げた地味極まりない「赤いごはん」を大人は有り難がるのだろう、不思議に思っていたものです。

しかし時は流れ、三十路を歩き始めた頃には立派な好物になっていました。
小豆のホクホク感と、もち米の食感。ごま塩の風味がたまらないじゃないですか。

おそらくある種の滋味を感じるには一定の人生経験が必要で、思い出のぶり返しが味わいに「興」を添えるではないかと思うのです。

地味なのではなく、滋味なのですね。滋味。

また、なかなか口にする機会がないというのも
有り難みの一端を担っているのかもしれませんね。ああ、お赤飯たべたい。

また別ジャンルですが(民謡→ROCKか)
ケンタッキーフライドチキンの「ツイスター」も、静かなマイブームを巻き起こしています。

高校生の時分にKFCでアルバイトしていた頃には、
全くもって興味のカケラも抱けなかったツイスターのペッパーマヨあじ。

それが何だかとても恋しいのです。

僕はもしかすると老年期になれば一周回って
「うまい棒」と「蒲焼きさん太郎」が世界一だ。
みたいな味覚に戻るのかもしれないですね。
(蒲焼きさん太郎は入れ歯をもっていかれそうだ)

それはそれで楽しそうです。


さて与太話もほどほどに、
今日は久々に福岡市動物園から、
素敵なお猿さんをご紹介。

ブラッザクエノンの「ジロウ」です。

画像1

(福岡市動物園公式インスタグラムより)

なんなの、このオジイチャン感。
ぜひともお目にかかりたい。


それでは、また明日。

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