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仕事術2:余裕のある人に、自分の仕事をやってもらう?


表題からすると、自分の仕事を他の人に押し付ける、そんな感じがしそう
ですが全然違います。

これはある意味、仕事をシェアし合う、という意味になります。
近年はやりの「シェア」です。

実は以前人事部の人から、聞いた話しで

「良いことは、みんなでパクりましょう!」

ということがありました。

ある研修がありました。たまたま人事の人と同じグループになり、
仕事のやり方についてお互いの経験や、意見交換を披露する場が
ありました。

その人事では、自分が今やっている仕事を一つひとつ、残さず
ホワイトボードにポストイットで優先順位や重要度に応じて、
上から順番に貼って行くのだそうです。

例えば、Aさんの仕事が10枚あったとします。
隣のBさんが6枚しかなく、Aさんの2枚分の仕事をBさんに移せると、
枚数上は同じになり労働時間がかなり均等になってくるのだそうです。

もちろん微調整しながら進めて行くのだそうですが、社員同士の
仕事の偏りもなくなり、労働時間の均一化や、残業の観点からも
たいへんいいやり方だと思います。

また、「今月はプライベートが忙しいので6枚分しかできないけど、
来月は8枚分頑張るから、お願いできませんか?」
など、融通し合うことも可能になります。

この「融通し合う」というのが、会社の中ではなかなかできないのです。
それぞれ、独身だったり、結婚していたり、子供がいたり、介護が必要な
身内がいたり家庭の事情もさまざまです。

現場現場でやり方は違うかもしれませんが、否定的にならずみんなで
話し合って実施してみるのも悪くはありません。
うまくいかなかったら、途中で修正すればいいのです。

以前、「意思決定の精度」について、書きました。
参考にしていただければ、嬉しいです。

営業でしたら、顧客数を均等にするとか、担当の製品数を均等にするとか、
担当地域を均等にするとか、やり方はいくらでもあると思います。
要は、諦めずにポジティブに考え、「うまくいくまでやり通す」
ことが大切です。

みんなで同じ時期に実施して、みんなで同じ時間に帰れたら、今までは
早く帰るのに後ろめたさはあったことも、実施した以降はなくなります。

一人で仕事を抱えて、自分だけ大残業なんてことはやめにしませんか?

これも、究極の時短の方法です。

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